少年野球ではゼッケンを付ける位置はどこなの?│野球ユニフォームのファンゴ
2019/05/13
こんにちは、ファンゴ編集部の戸松です。
ファンゴでユニフォームのご注文をいただくときに、「ゼッケンってどれくらいの位置に付ければいいの?」という質問をいただくことがございます。多くは少年野球チーム様からですね。
このゼッケンってやつがなかなか曲者でして・・・そう個人個人体の大きさが違うので決められないんですよね。そこで「ゼッケンはどうやってつけたらいいんだろう」「どこに付けたら良いんだろう」という疑問を解説していきましょう。ゼッケンに悩むお母さんたち必見の内容です!
ゼッケンのベストな高さは人によって異なる!
少年野球ではレギュラーのゼッケンをもらったときって本当に嬉しいものです。大会の前になるとレギュラー発表がベンチの前であったりするんですよね。ボクも子どもの頃、その瞬間はドキドキしながら楽しみにもしていました。
さて、子どもたちはドキドキ、嬉しい、悔しい瞬間なのかもしれませんが、お母さんたちにとってはちょっと悩ましいときもあるんです。
そう、背番号の位置ですよね。
大体真ん中あたりなのか、上から何センチから!とか決まってるの!? わかんなーい! となります。
結局ゼッケンは後ろから見たときに「いい感じ」の位置にあれば大丈夫なので、どこから何センチ! と厳密に決まっているわけではありません。もちろん上過ぎても、下過ぎてもどちらもヘンになってしまいます。
背番号を付ける位置って人によって違うんです。まして成長差の激しい少年野球ならばなおさらです。上から◯◯センチくらいが良いらしいよ、と聞いてそのとおりに付けたのに、「なんだか家の子、ゼッケンの位置がおかしいんじゃない?」となるケースもあります。
子どもさんそれぞれにゼッケンのベストな位置は違います!
しかもグングン成長する時期ですから、去年と一緒でいいやー。というわけにも行きません。なので面倒ですがユニフォームを実際着て、どの位置が綺麗に見えるのか実際にゼッケンを当てて付ける位置を調整しましょう。
プロ野球と少年野球の背番号の位置は違う!?
野球と言えばプロ野球です。少年野球をやっているお子さんも好きなんじゃないでしょうか。そのプロ選手たちの背番号ってかっこいいんですよね~。
さて、ここでこのプロ野球選手たちの背番号の位置を参考にして付けたらいいのか? ってところなんですが、実は少年野球のゼッケンの位置とは少し様子が変わってきます。
それはプロ野球選手は背番号の上にネームが入っていますよね。だから背番号が背中のど真ん中にきています。
対して少年野球はネームが入りません。背中にはゼッケンだけなんです。だから背中のど真ん中につけてしまうと、ちょっとだけ低いような気がしませんか。背中にネームが入っていないユニフォームと言えば高校野球。こちらのゼッケンの位置を確認するとほんの少し上に付いている選手が多いんです。
つまり少年野球のゼッケンは、背中のど真ん中からちょっとだけ上に付けると綺麗に見える! ということなんです。
野球のゼッケンはどうやって縫うのが正解なの!?
野球のゼッケンの縫い方は様々ですが、ゼッケンの全周を並縫いで縫い付けていきましょう。
四隅だけを縫い付けると強度に不安が残ります。試合中にゼッケンを縫い付けていられる時間はありませんので、全周を縫い付けるのが基本です。
ものすごく細かく縫い付ける必要はありませんが、あまり雑に縫うのもオススメしません。なぜなら大きく縫いすぎて糸が切れてしまっていたボクのチームメイト。ゼッケンが取れてしまう程ではなかったため、そのまま試合をしていたんです。そのチームメイトに飛んでいったフライを捕り損なったとき、ボールがゼッケンとユニフォームの間にスッポリ入ってしまうというウルトラCをやらかした人もいました。(実話です・・・)これが現代だったならば、間違いなくSNSで「いいね」が大量についたことでしょう。
少年野球って大人の野球以上に何が起こるのかわかりませんので、ゼッケンの全周を取れないように縫い付けてください。
野球のゼッケンは裾上げテープで付けちゃダメなの?
とは言っても子どもの野球。ゼッケンをしっかり縫い付けるのってなかなか面倒じゃありませんか。忙しい人もいますし、裁縫が苦手な人だっていますから。そこで裾上げテープを使ってはどうだろうか?と考える人も少なくありません。
結論から申し上げますと裾上げテープは接着だけを考えれば有りです! しかし剥がすときを考えると無しです・・・
裾上げテープは脱着を想定していないので、接着力はけっこう強力。引っ張って剥がそうとすると布を痛めそうなくらいです。しかも剥がした跡が残ることもあって、チームからの貸出ユニフォームの場合はやめたほうがいいかもしれません。
野球のゼッケンは安全ピンで付けちゃダメなの?
陸上のマラソン大会なんかではゼッケンを安全ピンで付けるため配布されるケースが多いです。陸上のような競技は接触プレーがないので大丈夫なんですが、野球の場合安全ピンはやはり避けた方が無難です。
自分がもしかしたらケガをするかもしれませんし、相手にケガをさせてしまうかもしれない可能性があるものはやめておきましょう。
野球のゼッケンを簡単に付けるなら布用両面テープ!
どうしても簡単に、時間をかけずにゼッケンを縫い付けたい!という方は必見! 布用両面テープというものが100円均一に売っています。ゼッケンの周りに両面テープで貼り付け、さらに剥がやすい四隅を針と糸で止めれば大丈夫。
これならゼッケン付けがものすごく時短になりますし、両面テープといえどなかなかの強度です。
ちなみに自転車競技ではゼッケンに布用テープではなく、工業用の強力両面テープが広く使われているそうです。汗をかいても問題なく使えるようで、簡単にゼッケンを付けたい人は、布用の両面テープか工業用の強力両面テープをチョイスしましょう。もちろん剥がれやすい四隅は糸で縫いつけてくださいね。
ただしテープの場合は洗濯したら終わりです。糸は縫い付ければずっと使えるので、このあたりの手間をどう考えるかにもよります。
ゼッケンをかっこよく、剥がれないように付けましょう
野球やソフトボールなどに縁がなかった保護者の方が、いざ子どものユニフォームにゼッケンを付けるとなると位置や付け方も迷うことってありますよね。こちらの記事を参考にしていただいて、かっこよく、剥がれないようにゼッケンを付けていただければと思います。
子どもたちが野球を通じて楽しさや悔しさ、がんばることの大切さを学んでくれるのを見るのは親にとって最大の喜びです。子どもさんの成長を親も一緒になって楽しんじゃいましょう~♪
「さぁ、楽しい野球のはじまりだ!」