高校野球の冬季練習メニュー5選 – 強豪校の秘密を探る!
2024/09/15
こんにちは!ファンゴ編集部です。
試合ができない高校野球のオフシーズン中、どの高校も冬季専用の練習メニューを取り入れていると思います。しかし、どんなメニューを選べばより効果的なトレーニングができるか悩む指導者の方も少なくないでしょう。
冬は高校野球において試合が禁止される期間ですが、この時期こそ来シーズンに向けた準備を進める絶好のチャンスです。特に、強豪校がどのようなトレーニングを行っているかを参考にすることで、他のチームに差をつけることができます。
そこで今回は、高校野球で冬におすすめの練習メニュー5選をご紹介します。強豪校のトレーニングメニューも調査しましたので、ぜひ参考にしてください。
なぜ冬季練習が高校野球にとって重要なのか?
冬季の練習は、シーズン中とは異なり試合がないため、選手たちはスキル向上に集中できる時期です。
この期間に基礎体力や技術をしっかりと養うことで、春からの公式戦に向けて一歩リードすることができます。
特に、寒い環境下での練習は精神力を鍛える場でもあり、厳しい条件で培った忍耐力が試合での強さに直結します。
なぜ他校の冬練メニューを参考にするべきなのか?
強豪校の練習メニューには、多くのチームが試してきた効果的なトレーニング方法が詰まっています。
他の学校がどのような練習を行っているかを知り、取り入れることで、より効率的なトレーニングが可能になります。
特に、冬練はシーズン中にはない特別なメニューが多く、これらを参考にすることで、チーム全体のレベルアップが期待できます。
高校野球で冬に取り入れたい練習メニュー5選
早速ですが、冬錬におすすめのトレーニングメニューを5つご紹介します!
きついものもあるかもしれませんが、ぜひ取り入れてみてください。
1.下半身を鍛える筋トレ
まずは、基本姿勢である捕球時の中腰姿勢をキープする練習です。下半身をしっかりと鍛えることで、股関節が柔軟になり、捕球やバッティング時の姿勢が崩れにくくなります。
とてもシンプルではありますが、けっこうきついトレーニングです。
強豪校でも積極的に取り入れているスクワットやデッドリフトなどの下半身を中心としたウェイトトレーニングは、守備や打撃のパフォーマンス向上に役立ちます。
2.走り込みで持久力を鍛える
足腰を鍛えるための走り込みも冬季練習には欠かせません。坂道ダッシュや階段ダッシュなどの短距離メニューに加え、球場を周回する長距離走も効果的です。
さらに負荷をかけたい場合は、タイヤや丸太を引っ張りながら走るトレーニングも有効です。持久力を向上させることで、試合中のスタミナ切れを防ぎ、精神力の強化にも繋がります。
3.縄跳びで手首から腕を鍛える
手首や上腕を効率よく鍛えるには、縄跳びが最適です。縄の重さや素材を変えることで、かかる負荷を調整できます。
特に投手にとっては、球速アップにもつながるため、効果的なトレーニングメニューです。手首の柔軟性と筋力を鍛え、パフォーマンス向上を目指しましょう。
4.球速アップを目指すストレッチ
球速を上げるためには、手首や腕の柔軟性を高めることが重要です。
例えば、ボールを頭上に持ち上げて後ろ回しをし、8の字を描きながら振り回し、再度頭上に戻ってくるというストレッチは、腕の動きをスムーズにし、力みを抑える効果があります。定期的にこのストレッチを行うことで、投球時のリリーススピードが改善されます。
大きく腕を動かしながら、ボールを振り回してみましょう。
5.トスバッティング&素振り
トスバッティングは、前方からトスを上げてもらって、そのボールをネットに向かって打つものです。このとき、ただ打つだけでなく、ボールによって打ち分けることを意識しておこなうとより効果的です。
また、素振りも打率アップ、体幹強化などに有効とされています。球場のコースに合わせて角度を変える素振りをしてみると、通常の素振りよりも実践的なトレーニングが可能です。
強豪校が取り組む冬練メニューの特徴と効果
多くの強豪校では、冬練で選手の基礎体力を底上げし、個々の技術を磨くことを目的としています。
例えば、長距離走や持久力トレーニングで体力を徹底的に鍛え、ウェイトトレーニングで筋力アップを図るのが一般的です。また、体幹トレーニングを取り入れ、フォームの安定性を高めることにも力を入れています。さらに、強いメンタルを育てるため
に、メンタルトレーニングを組み込む学校も多いです。
なぜ強豪校の冬練が成果を生むのか?
強豪校の冬練が効果を発揮する理由は、選手一人ひとりに合わせた個別トレーニングが取り入れられているからです。
選手の課題に応じてメニューを調整し、弱点を補強することで、春のシーズンに向けて万全の準備を整えることができます。
また、冬練で培われた忍耐力や集中力が、試合でのパフォーマンス向上に直結するため、他校との差がつきやすいのです。
強豪校はどんな冬錬をしてる?トレーニングメニューを調査!
ここからは、実際に強豪校がどのようなトレーニングをしているのか見てみましょう。3つの高校の練習を調査してみました。
星稜高校(石川県)
石川県で有名な星稜高校では積雪があるため、室内練習場でのトレーニングがメインです。
走り込みや筋トレなど基礎トレーニング
ペッパー打撃
投球練習
ティー打撃
縦振りティー打撃
ロングティー打撃
マシン打撃
ストレッチ
キャッチボール(外のグラウンドが使えるとき)
ノック(外のグラウンドが使えるとき)など
花咲徳栄(埼玉県)
埼玉県の強豪校である花咲徳栄高校では、冬の間だけ足袋を履いて練習をするそうです。
足袋を履いて練習すると、スピードやキレの動きがレベルアップするとのこと。
練習メニューとしては、外の球場や室内練習場にて以下のようなメニューを組んでいます。
キャッチボール
ノック
ストレッチ
守備練習
トスバッティング
マシンバッティング
軸足にチューブを巻いての球速測定
チューブを使ったシャドーピッチング
アレイトレーニング など
鳥取城北(鳥取県)
鳥取県の名門校として知られる鳥取城北高校では、甲子園球場とほぼ同等の広さがあるメイングラウンド、サブグラウンド、室内練習場と充実した環境で練習をしています。(積雪が多いときは高校内の施設も利用)
アップ
ノック
ティー打撃(室内)
走り込み など
整った環境ではあるものの、球場が学校から遠いため2〜2.5時間程度しか練習時間を確保できないそうです。限られた時間でチーム力を高められるよう、明るく・活気のある雰囲気を意識して声を出しながら練習をしているのが印象的でした。
まとめ:冬の練習メニューはきつい!でも次シーズンを準備万端で迎えられる!
高校野球で冬季におこなう練習メニューは多岐にわたりますが、この記事ではぜひ取り入れたい基本的なトレーニングについて紹介しました。
学校の環境によっては、なかなか球場での練習が叶わないこともあります。また、冬場は体力を強化する筋力トレーニングや走り込みも多く、きついなと感じることもあるかもしれません。
それでも、冬場の取り組みが春からの試合に必ず活きてきます。
冬場の貴重なトレーニング期間を充実させて、次のシーズンを準備万端で迎えましょう。
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