高校野球ユニフォームデザインについて【硬派系草野球チーム必見】
2017/02/09
こんにちは、オーダー野球ユニフォーム専門店「ファンゴ」です。
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過去に草野球ユニフォームの記事としてプロ野球などを参考した記事を書いてきました。
それはやはりユニフォーム製作の参考としてプロ野球を参考にする問い合わせが多いから他ありません。でも、夏になるとプロ野球以外に世間の話題が「高校野球」で持ちきりになりますよね。
プロ野球とは違い、一試合ごとの勝敗で次戦に進めるか否かのトーナメント戦は全ての試合にドラマが生まれ、その儚くも熱い甲子園ドラマに夏の感動を高校球児からもらっているのではないでしょうか。
その時期の私は「熱闘甲子園」で何回泣かされる事か(ノД`)・゜・。
高校野球とユニフォームデザイン
高校野球のユニフォームには、伝統・誇り・夢・希望・憧れなどの思いがたくさん詰まっています。球児たちは学校の伝統を背負って戦い、次世代へ受け継いでゆく。高校野球のユニフォームは、球児達の汗と涙の健闘を重ねるごとに伝統と誇りの思いが受け継がれていくのである。
今回は、「熱闘甲子園」などで球児たちの汗と涙で見るもに感動を与えてくれている、高校野球のユニフォームに着目して分類ウオッチャーしていきます。
大学に影響を受けた高校野球部のユニフォーム
日本の野球史はプロ野球よりも先に大学野球の歴史が古く、高校野球はその草創期の大学野球(特に東京6大学)の影響を少なからず受けています。(さらに基を正せば大学野球もアメリカのメジャーリーグのユニフォームの影響が基盤となっています)現在の高校野球ユニフォームのデザインにも影響が色濃く残っています。
1:早稲田スタイル
デザインの基準は白地に胸マークは竹節のような書体マークが特徴のスタイル。
WASEDAスタイルの影響を継承している高校野球部
●高校野球ユニフォームの草分けとして幅広く定着=早稲田実 ●伝統のユニフォームに流れる早稲田の地=松山商 ●肩には郷土の名勝・錦帯橋をかたどった校章=岩国 ●文武両道の進学校でクラシックかつバンカラ気風=高崎 ●関西私学の雄として圧倒的人気=関西学院 ●早稲田カラーを身にまとい県勢初の全国制覇=済々黌 ●「富山の早慶戦」でライバル富山商と張り合う=高岡商 ●秋田県の高校野球を牽引してきた=秋田商 ●文武両道の伝統校としての自負を示す=大館鳳鳴
引用元:高校野球ユニフォームセレクション
2:慶応スタイル
デザインの基準は生地色が淡いグレーなどで胸マークはゴシック系でシックなスタイル。
KEIOの影響を継承している高校野球部
●伝統の早慶戦、学生スポーツの王道を行く=慶應義塾 ●激戦区神奈川で、王者であり続ける=横浜 ●慶應型のユニフォームも勇ましい杜の都の雄=仙台育英 ●ドカベンでもおなじみとなった「MEIKUN」の文字=新潟明訓 ●松山商とは、戦前からの宿命のライバル=高松商 ●第一回全国中等学校優勝野球大会準優勝の実績=秋田
引用元:高校野球ユニフォームセレクション
3:明治スタイル
胸文字が筆記体である。そして頭文字が大きく特徴的なスタイル。
MEIJIスタイルの影響を継承している高校野球部
●「m」の大きさと地色が示す明大の直系校=明大明治 ●2年連続春決勝進出で、2005年遂に頂点に=愛工大名電 ●「水商」の呼び名で親しまれる純白ユニ=水戸商 ●ライバル静岡商と共に県内をリードし続ける伝統校=静岡 ●44年ぶりの夏の甲子園で復活ののろし=甲府商
引用元:高校野球ユニフォームセレクション
4:日大スタイル
独特書体の胸文字で赤と白を基調としたスタイル
日大スタイルの影響を継承している高校野球部
●2013年夏ベスト4進出で、東北の雄として飛躍=日大山形 ●2012年にはグランドも再整備され飛躍を目指す=日大鶴ヶ丘 ●「爆発~限界を超えろ~」をスローガンに甲子園を目指す=日大藤沢 ●ゼロからのスタートで強豪校に躍進=いなべ総合学園 ●九州の日大系列校として最古参=宮崎日大 ●石井監督の就任によりメキメキと力を付ける=松戸国際
引用元:高校野球ユニフォームセレクション
5:東海大スタイル
縦縞のユニフォームに筆記体の胸マーク。各文字が繋がっていないのが特徴的スタイル
東海大スタイルの影響を継承している高校野球部
●鮮烈だった甲子園デビューは1970年代=東海大相模 ●系列を変更しながら1974年に東海大参加へ=東海大甲府 ●近年躍進著しい東海大グループの新鋭校=東海大望洋 ●北海道勢のタテジマ有力校として存在感を示す=旭川工 ●記念すべき第一回大会優勝校としての伝統を受け継ぐ=鳥羽
引用元:高校野球ユニフォームセレクション
6:漢字表記スタイル
プロ野球には無く高校野球の特徴的なスタイルですね。一目で高校名がわかりやすく活動で学校名をアピールする意味では、漢字表記が一番わかりやす理由なのか近年増加傾向にあるようです。
漢字スタイルの高校野球部
●甲子園を熱狂させた箕島との死闘、松井の5打席連続敬遠=星稜 ●津軽海峡を超えた真紅の大優勝旗=駒大苫小牧 ●創部27年目で日本一に上り詰めた強い高知代表の象徴=明徳義塾 ●地元でも人気の「さわやか宇南」=宇都宮南
引用元:高校野球ユニフォームセレクション
7:胸ワンポイント タイプ
正にメジャーリーグの初期シンプルスタイルの継承ですね。高校名の頭文字のアルファベットがスタンダードですが漢字表記の高校もあり各校特徴を持っています。
甲子園では学校や市長村のマーク以外は使用NG
甲子園の初出場で伝統のユニフォームの変更を余儀なくされるという珍しいケースがありました。それが14年春に創部68年目にして初めての出場を果たした豊川。豊川閣妙寺を母体とする学校で鮮烈な赤色で、豊川稲荷の定紋である宝珠を左胸のワンポイントした、非常に特徴のあるユニフォームでした。東海大会などにもこれまでそのユニフォームで出ていたのだが甲子園ではNGとに。結局豊川は赤を生かしたセカンドユニフォームを甲子園バージョンとしてマイナーチェンジして新調する事になりました。
めずらしい例でしたね💦高校野球のユニフォームは一般的には甲子園のテレビ中継で出場校しか見る機会がないので高校野球特別規則に乗っとたユニフォームしか見かけませんが、一部では上記のようなユニフォームで白球を追いかけている球児たちもいるのですね。
今回の高校野球のユニフォームウオッチャーは如何でしたか?高校野球は青春の象徴です。
毎年、甲子園の熱戦で観客たちに感動を与えてくれています。熱い戦いそして、がむしゃらに白球を追いかける熱い思いを思い出し、草野球もその気持ちでやろうぜ!というチームや高校の同級生たちと結成したチームなどユニフォーム製作の際に高校野球のスタイルを参考にのもお勧めです!
がむしゃらだった高校球児だった時を思い出し、がむしゃらに草野球を楽しみましょう!