野球用ヘルメットワッペンの付け方は?接着剤?両面テープ?検証してみた!
2022/05/01
いよいよ野球チームが発足、ユニフォームを揃えて全体練習も日にちが決まりつつある。さらには道具も買って、始めての対外試合も・・・!
なんて草野球チームが発足して一番楽しい時期かもしれませんね。
さてさて少しずつチームの道具が充実してくるにつれ、購入を迷いやすいのがヘルメットではないでしょうか。
たしかに練習試合しかしていないチームでは、ヘルメットを持っていないチーム様も少なくないんですよね。
でも安全性を考えればヘルメットはやっぱりあった方が良い!ということで、いざヘルメットを購入。
そうなるとヘルメットのワッペンは心配いりません。ファンゴで購入できますから。どしどしご注文ください。
でもね、そのワッペン。どうやってヘルメットにくっつけますか~!?
というお客様の声を受けて、ファンゴではあらゆる接着剤や両面テープを実験してみました。ぜひご覧ください!
ヘルメットワッペンの接着方法を検証!
それではヘルメットにワッペンを付けるとき、どんな接着方法がベストなのか、実証実験をしてみました。
ずらりと並んだ接着剤&両面テープ。ラインナップはこちら!
実はこのラインナップを揃えるまでに、ひと悶着ありまして…
やっぱり両面テープって楽ちんだし、入手が簡単なので第一候補に加えたいじゃないですか。
それで最初は「両面テープ縛り」で色々やってみたんですよ。通常の両面テープや2枚重ね、車用の強力両面テープなど。しかしどれもこれも撃沈!
企画倒れになりそうだったので、仕方なく他接着剤たちがラインナップしてくることになったんです。
いざファンゴワッペンをヘルメットにつけるべく用意された接着剤/両面テープたちはこれだ!
- みんな大好き!優勝候補筆頭「瞬間接着剤」
- Mr.接着剤!接着剤といえばコニシ。コニシといえば接着剤「G17」
- お手軽&簡単接着!100均で購入できる「グルーガン」
- 隠れた実力者!?知名度低めの「シリコンシーラント」
- 忘れてもらっちゃ困るぜ!接着界の風雲児「強力両面テープ」
さぁ、ズラリと並んだ接着剤&両面テープ。各馬一斉にゲートイン!(違)
ヘルメットワッペンナンバーワンの座を射止めるのは誰なんだ!?
ヘルメットのワッペン付け検証方法!
ヘルメットにワッペンを取り付けるため、ルールを解説していきましょう!
ルールは簡単。ヘルメットに見立てた100均で購入したボウル。
このボウルにいかにちゃんと接着できるのかどうか。
単純明快でありながら接着剤、テープとしての実力が一目で分かってしまうという、まさに天王山!
ここにワッペンを貼ってみて接着の状況を見ていくぞ
ボウルにワッペンをひたすら貼り付けていきます。
下馬評ではやはり安心安定の瞬間接着剤が優勢です。なんといっても接着するときに指までくっつけちゃった人、少なくないはずですからね。
あと期待が持てそうなのが、使ったことがないシリコンシーラント。どれくらい健闘してくれるのか楽しみです!
ヘルメット(見立てたボウルに)に接着完了!
それぞれ接着剤やテープでくっつけてみました。仕上がりが楽しみです。
瞬間接着剤やテープはすぐに使えるのですが、G17などはしっかり乾燥させなければなりません。そこで公平を期すために、乾くのを待つために数日待ってみました。
さていよいよワッペンの接着状況の確認です。問題になるのは接着の耐久性。果たしてどうなる・・・と言いたいところですが、ここで終わらないのがファンゴのヘルメットワッペンナンバーワン決定戦。
水にドボンしちゃいましょう。
だって少しの雨なら試合ってありますし、過酷な環境に耐えてこそじゃないですか。くっつけたときは良くてもすぐ取れちゃったら意味がないですからね。
ヘルメットワッペンを水にドボン!結果はどうなる!?
水にドボン用のワッペンは接着試験を行ったボウルではなく、メガホンにも貼り付けたものを用意。
ただここで一つ問題が発生。実はメガホンの面にはグルーガンではくっつかず。もともとやや接着が弱そうな印象だったグルーガンは水没試験へはコマを進められず!残念!
ファンゴ営業時間終了直前に水の中へダイブしたワッペンたち。
水没させたまま翌営業日を迎えます。さーていよいよ接着状況の確認に入りますっ!
両面テープ
まずは使いやすさナンバー1の両面テープ。台紙をはがしてくっつけるだけで強力にくっつくのでものすごく簡単です。
ワッペンに貼って、ワッペンに沿って切り出せば準備完了。
接着力 | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
扱いやすさ | ★★★★★ |
備考1 | ワッペン端に厚みが出て、その部分にホコリがたまる |
備考2 | 仮使いには最適 |
接着力はギリギリ実用に耐えるレベルの両面テープ。コスパもなかなかですが貼り直しの手間がややかかるのが難点。
しかしその扱いやすさ、手軽さはトップクラス!剥がした跡も非常にキレイなので、一時的な仮使いにはベストな結果に。
G17
接着力、コストパフォーマンスがトップクラスの結果をたたき出してくれたのがこちらのG17。
ワッペンにまんべんなく塗って、しっかり固定しておけば接着力は文句なし!ただ乾燥するまでの時間とワッペン端にできる接着剤のハミ出しが気になる点が唯一のマイナスポイント。
接着力 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
扱いやすさ | ★★☆☆☆ |
備考1 | ワッペンの端が一部黄色くなる |
備考2 | 接着面はトップクラス&コスパ最強 |
ヘルメットにワッペンをつけるならば間違いなくおすすめできるG17。ワッペンとヘルメット、それぞれ違った素材にも抜群の強さを発揮。しかも水没させてもビクともしないのはさすが!
瞬間接着剤
誰もがしる脅威の接着力でワッペンでも優秀な成績の瞬間接着剤。ただ液状とゼリー状があるため、ワッペンが吸収しにくいゼリー状がおすすめ。一度貼ったら安心安定!ヘルメットにワッペンを貼るときにG17とともにおすすめします。
接着力 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★☆☆☆☆ |
扱いやすさ | ★☆☆☆☆ |
備考1 | 乾燥が早いため手早く接着する必要がある、取り扱いにちょっと注意が必要 |
備考2 | 接着力は間違いなくトップクラスだがコスパが悪いのが難点 |
ワッペン剥がれの心配が一切なく、G17と並んで優秀な接着力を発揮。接着後、ワッペンのフチをしっかり押さえておかないと浮いてしまうので注意。
一度貼ってからは、やり直しが効かないため貼り付けには細心の注意が必要。
シリコンシーラント
接着剤としての実力は未知数だったが、一時的なワッペン貼り付けならば問題ないレベルでした。ただ実用で使い続けると頻繁に張り直しが発生しそうな予感。手軽に扱えるため期待が寄せられたが、ヘルメットワッペンの接着にはあまりおすすめできない結果となった。
接着力 | ★☆☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
扱いやすさ | ★★★★☆ |
備考1 | 扱いやすさは魅力だが接着力は強いとは言えない |
備考2 | ー |
ヘルメットに接着するだけなら短期間の使用は問題ありません。ただ水濡れ、衝撃など実際の使用する環境ではすぐにはがれてしまう可能性が懸念されました。
グルーガン
100均で揃うグルーガンは手軽で手に入りやすいため、期待されたが接着力はやはり実用に耐える感じではありませんでした。
ヘルメットワッペンにグルーガンを使用するなら、別の方法を考えた方が良さそう。
接着力 | ☆☆☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
扱いやすさ | ★★★★★ |
備考1 | 接着力が弱いためヘルメットワッペンには不向き |
備考2 | ー |
水没試験は実施できなかったため未検証だが、接着後爪で剥がすときも簡単にはがれてきました。剥離跡は綺麗ですが、接着する力は弱い。
ヘルメットワッペンに使う接着剤&両面テープのベストはどれ?
ヘルメットワッペンを実際に貼ってみて、さらには水没までさせてみて検証した結果
- 瞬間接着剤
- G17
がトップ2の結果となりました。どちらも甲乙つけがたい接着力。さすがモノ同士をくっつけるために生まれてきた接着剤。安定感が違いますね。
ただ両面テープの「鬼ピタ」も一時的な仮使いならば、かなり使いやすさを発揮してくれ、実用的なのはこの3種類となりました。
ヘルメットに付けるワッペンのベストな付け方は・・・?
ヘルメットに実際ワッペンを付けてみました。ここで使用した接着剤はみんな大好き、瞬間接着剤。
ワッペンにしみ込みにくいゼリー状を使用しました。
1.ヘルメットの脱脂をする
ヘルメットには油分があり、その油分を取らないと上手に接着できません。脱脂のために色々なものがありますが、一番てっとり早いのがアルコール入りの除菌シートや手指消毒用のアルコール。これでヘルメット表面を拭き取ってキレイにしてあげましょう。
2.ワッペンの裏に接着剤を付ける
瞬間接着剤を使用していますので、スピーディにまんべんなく塗るのが鉄則です。これがG17などの接着剤である場合は適量をまんべんなく。
接着剤は少なすぎても適正な接着力が得られませんし、多すぎてもワッペンの端からはみ出してしまいます。
3.位置を決めてヘルメットにワッペンをON!
位置をしっかり決めてヘルメットにワッペンを付けましょう。もし自信がない場合はあらかじめ付ける位置をマークしておくといいでしょう。
両面テープの場合は付ける位置を調整できますが、アロンアルファでは位置のミスは致命傷。G17でも接着剤で黄色くなってしまうので、汚れが目立つようになってしまいます。
4.マスキングテープで上からしっかり貼り付け!
位置が決まったらマスキングテープで上から貼り付けてあげればあとは待つだけ。ヘルメットは丸いため固定がちょっと難しいんですが、マスキングテープなら固定も簡単です。
ヘルメットワッペンの付け方もこれで安心!
ヘルメットとワッペンを購入して、付け方に迷っている方。ぜひこちらを見て参考にしていただけたら幸いです。
安全のためにもヘルメットはあった方がいいですからね。
「さぁ、楽しい野球のはじまりだ!」