【硬派】高校野球ユニフォームのデザインをご紹介!【伝統】

ブログ ユニフォーム全般

2019/03/11

 

こんにちは、高校野球大好き!甲子園大好き! オーダー野球ユニフォーム専門店「ファンゴ」編集部の戸松です。

ユニフォーム製作においてデザインは何よりも重要で、誰もがこだわるポイントです。そしてそのデザインの参考となるのが、プロ野球やメジャーリーグのユニフォームなんです。実際にユニフォームのご注文をいただくときも

お客さま
日ハム風のアシンメトリーのユニフォームがいい!
お客さま
ベイスターズのブルーのユニフォームが爽やかだよね♪
お客さま
レッドソックスみたいなシンプルなユニフォームってかっこいいじゃん!

こんな声をよくいただいて、近いデザインでユニフォームをオーダーされるチームも多くいます。

しかしながら、プロ野球やメジャーリーグを差し置いて、日本国内では夏に盛り上がる一大イベントがあるじゃないですか。その名も「甲子園」。言わずと知れた、高校球児たちが日本全国の頂点を目指す大会です。注目選手や優勝候補チームの話題で野球ファンだけじゃなく、スポーツニュース、はたまた普段は野球なんて知らないよ、という方にまで広く広く応援されているのが甲子園です。

プロ野球とは違ってトーナメントの勝ち抜き戦方式なので、一度負ければもう次へは進めません。どの試合にも見どころやドラマが生まれて、必死に野球に取り組んできた高校生活と、甲子園にかける熱い想いはテレビからでも伝わってきます。

そのひたむきな高校球児たちの姿が多くのドラマを生み出し、人々を感動の渦にまきこむのでしょう・・・「熱闘甲子園」には今までどれだけ泣かされたことか(涙)

高校野球のユニフォームデザインには「歴史と伝統」が詰まっている

高校野球のユニフォームには、伝統や誇り、夢、希望、憧れ、学校の歴史など、様々な想いが詰まっています。球児たちは学校の代表として、伝統や歴史、在校生や卒業生たちの想いまで背負って戦います。

日々流した汗と、積み上げた努力で勝ち取った甲子園。そして野球部で今まで繋がれてきたユニフォーム、歴史と伝統がそのユニフォームに表れています。プロ野球のようにデザインを変えてファンを楽しませるのではなく、ユニフォームは甲子園出場校としての看板そのものなんです。

甲子園常連校や古豪のユニフォームを特徴別にこちらで紹介していきたいと思います!紹介は順不同です!

1.早稲田実業高校のユニフォーム

 

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白に統一されたユニフォームとえんじ色の胸マークが特徴的なのは、早稲田実業のユニフォームです。

竹の節のようなゴツゴツしたロゴはフォントとしても非常に目立ちます。そのため高校野球では比較的多くみられるフォントですよね。胸マークの配置もアーチ型でオーソドックスなタイプです。

2.聖光学院のユニフォーム

 

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聖光学院のユニフォームは高校野球では定番の白を基調としたユニフォームながら、爽やかなライトブルーに黄色い縁取り加工。プロ野球では近鉄オリックスバファローズに近い配色です。

胸マークも漢字で大きく文字をいれて存在感は抜群です。そこで少し文字を筆記体のように崩して見せているのが、聖光学院のユニフォームの特徴ですね。

3.横浜高校のユニフォーム

 

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これぞ「王道」のユニフォーム、横浜高校です。高校野球のユニフォームとしてよく使われる色がネイビーです。白いユニフォームにネイビー一色。そして胸マークのローマ字は飾り気がなくシンプルに「YOKOHAMA」の文字。

古き良き高校野球の伝統的なユニフォームを、今も形を変えずそのまま受け継がれているユニフォームデザインです。

4.遊学館のユニフォーム

 

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独特な書体が目を引くのが遊学館高校のユニフォームです。こちらも白いユニフォームをベースに作られていますが、胸マークが他チームとはちょっと変わっています。おそらく遊学館のオリジナル書体でしょう。

オリジナル書体に周囲をぐるりと赤で囲んだ胸マークは「遊学館」の文字を際立たせ、目を引く胸マークのデザインになっています。

5.愛工大名電のユニフォーム

 

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鮮やかな紫寄りのブルーを取り入れたユニフォームは愛工大名電高校。

こちらは丸みのある筆記体が特徴的ですね。昔からずっと変わらないユニフォームで、パッとみるだけで「愛工大名電のユニフォームだな」と分かる存在感はさすがというべきでしょうか。

6.日本大学第三高校のユニフォーム

 

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「日大三高」の愛称でおなじみの日本大学第三高校は、左胸に校章をあしらったデザイン。白一色のユニフォームは潔さと、強さを漂わせるデザインに一役買っていますね。

日大三高のように校章をあしらって左胸にワンポイントを入れるデザインもあれば、学校名の頭文字のアルファベットを左胸に入れるチームもあります。

7.敦賀気比高校のユニフォーム

 

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高校野球では比較的少ない印象の縦じまユニフォームは敦賀気比高校。

グレーのユニフォームとストライプのコントラストがスタイリッシュなイメージの配色になっています。学校名を漢字でいれた胸マークもネイビーでアンダーシャツ、キャップとカラーを合わせて統一感のあるデザインに仕上げています。

8.上田西高校のユニフォーム

 

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高校野球のユニフォームとしては、けっこう攻めたデザインとも言える上田西高校。力強い横一線のラインに合わせて、「上田西」の学校名を配置。昔ながらの王道な高校野球のユニフォームとは一線を画す胸マークのデザインですね。

上田西高校の横ラインの使い方は、一般の草野球チームでもアレンジを加えて使いやすいデザインになりそうです。

甲子園では学校や市長村のマーク以外は使用NG

実は高校野球のユニフォームに使われる胸マークなどのマークなのですが、学校、市町村のマーク以外使ってはいけないことになっているんです。

以下、高校野球用具の使用制限より抜粋

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ユニフォームの表面にはいかなる商標、マークもつけてはならない。ユニフォームには校名、校章、都道府県名または地名の表記に限る。ただし、校名、校章に準じるものは差し支えない。裾を極端に絞った変形ズボンは使用できない。また、上着とズボンの色合いが異なるもの(ツートンカラー)は使用できない。なお、メッシュ等薄手のユニフォーム着用時に、アンダーシャツの商標が透けて見えないよう注意、指導する。

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こうして規則になっているくらいですから厳密にはNGだったのでしょうね。

しかし平成14年春にちょっとした事件が起こったんです。それは創部68年目にして甲子園初出場を果たした豊川高校。豊川閣妙寺を母体とする学校で、豊川稲荷の定紋である宝珠を左胸にあしらった胸マークをつけていたんです。

オーダー野球ユニフォーム参考画像1

東海大会まではこのユニフォームで、問題となることはなかったんですが、いざ甲子園初出場を決めると甲子園では着用できないことに。

結局豊川はもともとのモチーフである宝珠をあきらめ、胸マークの赤色を生かしたセカンドユニフォームを甲子園バージョンとして着用することになりました。

オーダー野球ユニフォーム参考画像2

今ではこのセカンドユニフォームからマイナーチェンジをして、左肩に宝珠のマークが復活。パーソナルカラーの赤は残して、縦じまが消えています。ちょっとレッドソックスのユニフォームに近づいているような気もしますね。

 

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珍しい事例ですが実際にあった甲子園とユニフォームにまつわるお話でした。

甲子園中継で見る学校は全て、野球規則に則ったユニフォームばかりですが、もしかしたら一部の学校ではまだ当時の豊川高校のようなユニフォームも存在するのかもしれませんね。

とはいえ、甲子園への切符をつかみ取るため、必死に汗を流している高校球児たち。そのユニフォームには特別な感情を抱いていることでしょう。新しいユニフォームを製作する場合も、自分の母校や憧れの高校のユニフォームをオマージュしたり、デザインを参考にしたりして作ってみるのもまた一興かもしれませんね。

高校生ががむしゃらに頑張る姿ってカッコイイものですが、大人になったって草野球に熱くなれる、がむしゃらに頑張れる、って同じくカッコイイものです。

硬派で歴史ある高校野球のユニフォームを紹介してきました。ぜひ王道のユニフォームが作ってみたい!という方はこちらのデザインを参考にされてみてはいかがでしょうか?

 

「さぁ、楽しい野球の始まりだ!」

 

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