今すぐ誰かに話したくなる野球豆知識10選|野球に関するおもしろネタや雑学で盛り上がろう!

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2017/04/29

今すぐ誰かに話したくなる野球豆知識10選|野球に関するおもしろネタや雑学で盛り上がろう!

野球プレイヤーの皆様、野球プレイヤーのお子様をもつ親御さんの皆さま、こんにちは。オーダーメイドユニフォーム専門店「ファンゴ」です

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野球好きの方が集まると、プロ野球やメジャーリーグの話題で持ちきりになってしまいませんか?

そんな中、ちょっとした豆知識を披露すると「へ〜そうなんだ!」とさらに場が盛り上がります。

そこで今回は、野球談義の盛り上げにぴったりな野球雑学やおもしろネタを10個ご紹介します!プロ野球、メジャーリーグ、高校野球と盛りだくさんな内容となっておりますので、ぜひお楽しみください。

 

披露すると「へぇ〜!」と喝采を浴びるおもしろ野球豆知識10選

先にお伝えしておきますと、野球の豆知識を知ったからといって決して役に立つというわけでもありません。

「へぇ〜」と周囲から喝采を浴び「この人物知りだな」と思われる時間はせいぜい3分程度と短期決戦です。しかし、実用的でない情報ほど場が和むものです。

そこで、1ネタだけでなく、そのあとに追加で畳み掛けることができるネタを10個ご用意しました。1ネタ3分ほどではありますが、有効的に使って試合後の打ち上げ時などにしたり顔になっていただければ幸いです!

1.野球の試合はなぜ9回までなの?少年野球は違う?

ファンゴ
野球の試合はなんで9回までなのか知ってる〜?

そもそも野球は、1839年に考案されたスポーツといわれていて当時のルールは、どちらかが21点先取した方が勝者となっていました。そして、野球は娯楽性が高く、試合終了後には「打ち上げ」の飲み会をするのが常だったんです。しかし、21点先取制だとものすごく早く勝敗が決まることがあったり、逆になかなか試合が終わらなかったりと終了時間が読めません。

このルールに悩まされていたのが打ち上げの料理を作るコックたちでした。一体どのタイミングで料理を用意すればいいのか、毎回悩みの種だったんですね。

そしてついに、ニューヨークの野球チーム・ニッカーボッカーズの専属シェフたちからクレームがありました。そのクレームを受け、ある程度終了時間の予測がつけられるようにと回数制が導入されたのです。野球の誕生から6年後の1845年のことでした。

ではなぜ「9回」なのでしょうか?

当時のアメリカでは12進法の影響が強く、12の3/4である9回が採用されたといわれています。たしかにストライクやアウトのカウントも3回です。ちなみに「ボール」は後になって導入されたルールのため4回までとなっていますが、もし当時から存在したルールなら3回までとなっていたかもしれませんね。

なぜ回数が12回ではなく9回なのかについて、はっきりとしたことはわかっていません。しかし、12回では打ち上げのビールが気になって気になって試合に集中できなくなるからだったという話も……。なにしろ当時は試合の結果よりも打ち上げの方が大事だったなんて話もあるくらいですから。

打ち上げを重視したルールだったのかも、と思うと面白いですよね〜

なお、少年野球では9回ではなく6回までとなっています。(小学4年生以下は5回まで)子どもの体力や何度も試合を行うことを考えてこの回数となっているそうです。

 

2.プロ野球で優勝するとビールかけするのはなぜ?

ファンゴ
なんでプロ野球の優勝チームはビールかけをするのか知ってる〜?

プロ野球のビールかけ、実は”輸入品”だったんです。発祥地のアメリカではシャンパンをぶっかけ合うのが伝統で、シャンパンファイトと呼ばれていました。一方、日本ではみんな大人しくビール片手に「乾杯~」で済ませてたんです。

ところが1959年、南海ホークスのある選手が「歴史的イタズラ」を仕掛けます。その張本人は、ハワイ育ちでアメリカ文化に詳しかったカールトン半田選手。「アメリカではこうなのに」と思った彼は、突然チームメイトの杉浦忠投手の頭上にビールをジャバー!とかけてしまいます。

最初は「コイツ、何するんじゃ!」って感じだったそうですが、かけられた杉浦投手が「やられたらやり返せ!」とビールで反撃。周りの選手たちも「おっ、面白そう!」と便乗し始め、あっという間に大騒ぎになりました。

ここで笑えるのが、厳格と知られる鶴岡監督の反応。最初は状況を理解できず呆然としてたようですが、自分にもビールをかけられたらすっかり上機嫌になっちゃったんです。

しかし、この革命的な出来事にも犠牲者が……。それは畳!ビールまみれになった畳を全部取り替えることになり、開催会場となった旅館からこってり怒られたそうです。野村克也さんも「あの時は滅茶苦茶怒られた」と証言しています。

ちなみに半田選手は、ビールかけにとどまらず、選手たちを胴上げしてユニフォームのままお風呂に放り込んだそうで、これを真似したチームもありました。

こうして日本でもビールかけの文化が定着していきました。ある日のイタズラが日本野球界の風習になるなんて、誰も想像しなかったでしょうね。

補足情報:現在のビールかけは宿舎や球場の駐車場などで実施されることが多いそうです。旅館の方に謝りながら実施することはありませんのでご安心を。

補足情報2:初めてのビールかけで使われたのは「キリンビール」だそうです。

3.球場の大きさが違うって知ってた?意外と知らないルール

ファンゴ
球場によって大きさが違うってホント?不公平じゃない?

野球場の外野とファウルゾーンは、実は球場によりまちまちです。(ただし、ダイヤモンド形状は一定)。

これはアメリカに起源があり、野球がニュージャージーの野原で誕生したことに関係しています。野球が始まった当初はルールもあまり整備されておらず、野原でのプレーだったこともあり、外野の大きさを決める際は「そこの林まで!」「道路まで!」とアバウトだったそう。

そして、その感覚が後々まで続いてしまったことで、現在でも外野の大きさがまちまちでOKなルールが認められてしまっているんですね。

また、アメリカで行われた初期のプロ野球では、都市の1ブロック分を球場と決めて試合を実施していました。1ブロックとは、ストリートやアヴェニューと呼ばれる通りに囲まれている四角形の土地のことです。この土地に4つのベースを結んだダイヤモンドと観客席、外野を設置して球場としていました。外野は、道路との境目に金網を張っていたそうです。

つまり、外野までの距離はその土地の大きさによって変動します。土地の大きさは都市によって異なるため、外野フェンスまでの距離も都市によってばらついてしまいますよね。土地が長方形だと、両翼の距離も変わってしまいます

その後、野球が普及するに従って、スタンドが拡大されたり、球場が郊外に移転されたりもしましたが、外野フェンス・ファウルグラウンドについては統一ルールが設けられず、昔のままの伝統が続いています。

現在のルールでは、ダイヤモンドの形状のみがしっかりと規定され、外野フェンス・ファウルエリアについては最低限の距離だけが定められている状態です。これは日米どちらも同じ状況で、球場によって広さが違うのもひとつの文化となっています。

アメリカのラフな文化が現在でも尊重されているのが、なんだか良い部分でもありますね。

ファンゴ
ホームランを狙うなら狭い球場のほうが有利だよね〜。ちなみに、日本でホームランを出しやすい球場として知られているのは横浜スタジアム!

 

4.サッカー監督はスーツなのにプロ野球監督はなぜユニフォーム?

ファンゴ
サッカーを始め他のスポーツの監督はスーツでビシッと決めているイメージがあるけど、野球の監督はユニフォーム。これってなんでか知ってるー?

メジャーでも、NPBやWBCでも監督がユニフォームを着用しているのは、野球が誕生した当時の名残だといわれています。当時は「監督」ではなく「キャプテン選手」がチームの指揮を担っていました。キャプテンは選手なので、当然ながらユニフォームを着て試合に出場する必要がありました。その名残が監督のポジションが誕生したあとも消えなかったため、現在でも監督はみんなユニフォームを着用しています。

なお、日本では1977年までは野村克也捕手が、2006年と2007年の2年間は古田敦也捕手が、選手兼監督を務めていました。社会人野球では、2010年に茨城ゴールデンゴールズの片岡安祐美選手が選手兼監督になっています。

また、監督がユニフォームを着用する理由としてもうひとつ、監督がフィールドに入るのを認めていることが影響しているといわれています。プレーが止まっている間、監督はフィールドに入って審判に抗議したり、マウンドでピッチャーに声をかけたりすることが可能です。その際、選手と同じようにユニフォームを着用してフィールドに入るほうが自然ですよね。そのような考えから監督もユニフォームを着ているという話があるようです。

しかし、中には例外も……。

メジャーリーグでは、かつてユニフォームを着用せず、スーツ・ネクタイ・ハットでバッチリと正装していた監督がいたんです。彼の名前は、コニー・マック。1894年から3年間選手兼監督を務め、選手引退後はなんと50年間も監督として指揮を執り続けていた名監督です。その功績は、アメリカンリーグ9回、ワールドシリーズ5回制覇と華々しいものばかり。1934年にはベーブ・ルースやルー・ゲーリッグといった偉人とも呼ばれる選手たちを擁し、メジャーリーグ選抜対日本野球選抜チームを戦った監督でもあります。また、生涯で一度も退場処分を受けたことがない監督としても知られていて、スーツ姿のコニー・マックはまさに紳士だったといわれています。

そんなコニー・マック監督ですが、なぜユニフォームを着用せずスーツにこだわっていたかというと……実は長身で痩せ気味のスタイルだったため、ユニフォームが似合わなかったんだとか。どうやらおしゃれにとても気を遣う監督だったようですね。

 

ファンゴ
監督界のおしゃれ番長だったのかもね〜

 

5.背番号18がエースナンバーと呼ばれる理由

ファンゴ
ピッチャーのエース番号といえば、18番のイメージがあるけどなんでか知ってる〜?

なぜ、18がエースナンバーと呼ばれるのでしょうか?

これには諸説ありますが、歌舞伎界で得意としていた演目を「歌舞伎十八番(おはこ)」と呼んだことから、「得意な芸ごと=十八番」が使われるようになったそうです。そこから派生して、野球界でも一番秀でているものが「十八番」とされてきたのだとか。

また、巨人の藤田元司氏、堀内恒夫氏、桑田真澄氏ら好投手が18番をつけていたことから、徐々に「18番=エース」となっていったという見方もあるようです。桑田氏に憧れた投手も多く、あの松坂大輔氏が西武に入団するときも「18」を選び、入団会見では桑田氏への憧れを口にしていたほど。

各球団でエース背番とされているものもありますが(中日では「20」、横浜では「17」など)彼らの輝かしい功績によって自然とエースナンバーは「18」となっていったのかもしれませんね。

ファンゴ
歌舞伎用語が始まりだったんだね〜!そうなると掛け声は「読売屋!」なんてのもありなのかも?

ちなみに、高校野球や大学野球では1番がエースナンバーとされることが多いんですよ。

6.野球の審判はなぜアンパイヤ?他にそう呼ぶスポーツはあるの?

ファンゴ
いろいろなスポーツの審判は「レフェリー(レフリー)」と呼ばれているのに野球は「アンパイヤ」と呼ぶよね?あれってなんで?

審判にはレフェリーとアンパイアの2つがあります。

アンパイアは所定の位置に立って判定を下す審判です。アンパイアと呼ばれる競技は、野球の他にバトミントン、テニス、卓球、バレーボールなどが挙げられ、審判位置が決まっている競技に限られます。

一方、レフェリーは選手の動きに合わせてフィールド内を動き回る審判です。レフェリーと呼ばれる競技はバスケ、ボクシング、ホッケー、ラグビー、レスリング、サッカーなど。

ファンゴ
野球以外にも審判がアンパイヤと呼ばれるスポーツはけっこう多くあるんだね〜

 

7.メジャーリーガーが唾を吐く理由に隠された文化

ファンゴ
大リーグを見ているとバッターボックスの選手がよく「くちゃくちゃ、ぺっ」ってやってるよね?あれ、どうしてか知ってる?

実は、メジャーリーガーが吐いているのは唾ではなく「ヒマワリの種」。ヒマワリの種は、ガムやスポーツドリンクと並んでダッグアウトの必須アイテムなんだそう。実際、ヒマワリの種にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているうえ、糖分やコレストロールも少ない特徴があります。

しかし、栄養満点で健康的だからという理由で、口にしている選手は全くいないのが事実。実は、彼らにとってヒマワリの種はただの「暇つぶしアイテム」。なかには種を「投げて遊ぶ」ツワモノまでいるのだそう!

そして面白いことに、この習慣には裏話が……。かつての選手たちは噛みタバコ派が多かったのですが、健康面や子どもへの影響が考慮されて禁止になりました。そこで代わりに流行り出したのが、このヒマワリの種だったんです。

あっという間に流行りは広まり、いつの間にか口からヒマワリの種を吐き出す姿が野球選手のカッコいいポーズの一つになってしまったのだとか。テレビでその様子を見た子供たちもすっかり真似するようになり、ヒマワリの種は国民的スナック、さらには野球選手に欠かせないファッションアイテムのような存在にまで君臨することとなったのです。

ファンゴ
格好から入ることも必要だよね〜!でも、実際にやってみる勇気は出ないような……。

8.実は助っ人外国人選手が好んで選ぶ人気の背番号がある

ファンゴ
ねぇねぇ〜、助っ人外国人の背番号には定番があるって知ってた?

助っ人外国人が好んで使用する背番号には、44番や42番があります。

44番はメジャーでホームラン記録を持っていたハンク・アーロンが付けていたもので、それにあやかって好まれています。

42番と言えば、人種差別の激しかった時代に、差別の壁を破ってメジャーで数々の偉業を達成したジャッキー・ロビンソンが付けていた番号です。アメリカでは、彼の功績をたたえて、42番は全球団永久欠番となっており、付けたくても付けられないとてもありがたい番号となっています。そのため、日本に来た選手は、彼へのリスペクトを込めてこの数字を選ぶことが多いのだそうです。

ファンゴ
日本人には「42=死に」と読めることから、忌み嫌われるイメージもあるけど、日本人選手で自ら42番を選択した選手も実はいるんだよ〜

 

9.高校野球ファン必見!甲子園「アルプススタンド」の名前の由来

ファンゴ
高校野球で球児が白球を追いかける姿を見ると、気持ちが熱くなって泣けちゃうよね。ところで、どうしてアルプススタンドっていうか知ってる?

時は遡り、1929年。 高校野球の人気が高まり、甲子園球場は「もっと観客を収容できる球場にしなくては!」と、外野の木造スタンドを「20段」から「50段」の超巨大コンクリートスタンドに改修しました。

結果、甲子園球場は大会連日多くの観客で溢れ、新しく設置されたスタンドには白いシャツを着た観客たちで超満員となりました。この光景を見た朝日新聞記者で人気漫画家でもあった岡本一平さんが「ソノスタンドハマタ素敵ニ高ク見エル、アルプススタンドダ、上ノ方ニハ万年雪ガアリサウダ」と表現して新聞に掲載しました。つまり、白いシャツを着た観衆がまるで壮大な雪山のように見えたことから、アルプススタンドと表現したのですね。

そして、新聞掲載を見た人々がアルプススタンドの表現を気に入ったことで、この愛称が浸透していきました。

ファンゴ
今でこそ当たり前のように使われている「アルプススタンド」。実は一人の漫画家のユーモアあふれるセンスから生まれた愛称だったんだね。

 

10.漫画「ROOKIES」の選手の名前って何が由来か知ってる?

ファンゴ
人気野球漫画「ROOKIES」の登場人物の名前の由来には、おもしろいネタがあるって知ってた?

 ニコガクメンバーの名前と由来はネタバレするとこんな感じです。

ファンゴ
由来に気が付いたかな?実は、全員阪神タイガースの選手をオマージュして名付けられているんだよ〜!

 

(まとめ)野球豆知識はおもしろネタ満載!クイズにすれば会話も盛り上がるかも

ここまで、いろいろな場で盛り上がる野球の雑学を10個紹介しました!

いかがでしたか?楽しめましたでしょうか?

ナビゲーターキャラの知ったかぶり感がちょっとウザかったかもしれませんが、ぜひ座談会や打ち上げなどで活用いただければ幸いです!

そして、野球豆知識を知って、さらに野球を好きになってもらえたらとっても嬉しいです!

知識を深めた後は、オリジナルユニフォームでチームの一体感を高めよう!

ファンゴでは、完全オーダーメイドのオリジナルユニフォームを製作いただけます。

「そろそろチームを立ち上げたい」「今のユニフォームデザインに飽きてきた」などさまざまなニーズに沿ったユニフォームをご提案しております。

好きな球団のユニフォームをオマージュしてデザインすることも可能ですので、まずはお気軽にユニフォームシミュレーターをお試しください。

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