軟式野球の”叩き”を成功させるための3つの準備

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2018/10/11

こんにちは、ファンゴ編集部の戸松です!

軟式野球ってレベルがあがってくると、なかなかヒットが出ないんですよねぇ・・・。各地区の上位進出常連チームともなれば、そうそう打たせてもらえないピッチャーが何枚も揃っているなんてチームと対戦することも。そんな相手から1点をもぎ取ってくれる戦略が「叩き」と言われる軟式野球独特の技術。

いわゆるランナー3塁からの高いバウンドを打つヒット&ランなんですが、これ決めないと重要な1点を逃してしまうことにもなりかねない。でも叩きってなんか苦手なんだよなぁ(涙)という方もいます。ファールならまだ大丈夫。でもこれが内野フライとかをやらかしてしまうと正直笑えません。

この軟式野球の叩き。これを成功させるためにはやっぱり準備って大切なんです。叩きを成功させてチームを勝利に導く大切な1点に結び付けていこうじゃありませんか。

叩きが苦手なそこのあなた、ちょっと見ていってください!

叩きでこれはやっちゃダメ!叩きが失敗するイメージは?

叩きってヒットを打たなくてもいいですし、少々のミスショットでも許容範囲が広い。さらにはバントみたいに3バントでアウト!みたいにもなりませんから軟式野球界では必須の技術ですよね。

でもね、その叩きには「やっちゃダメ」なことがいくつか存在するんです。もしかして叩きに苦手意識を持っている人ってこんなことをやってませんか?そしてこんなイメージを持っていませんか?

叩きNG集:極端なダウンスイング

叩きが失敗する人って結構多いのがこれ。極端なダウンスイング。なんでダメかっていうと、ボールはピッチャーからボールが真っすぐ飛んでくるわけですよね。(厳密に言えばストレートでも少し沈むのでちょっと違うんですが・・・)

でも「叩かなきゃ」「強くバウンドさせなきゃ」と思ってバットを上からガツン!とボールをしばきたくなってしまうんです。

当たればいいんですが、真っすぐ飛んでくるボールを上から叩きに行けば、ボールの当たるところは”点”なんですよ。ちょっとでもタイミングがズレれば空振りやファールチップ。低めに変化球がくればさらに確率は下がります。

叩きNG集:ボールの上っ面を見てスイング

ボールの上っ面をこするようにスイングして打つ人もいます。正直これは有効な場合もあって、ボールにスピンがかかって当たりが薄くてもダイヤモンドの中にボールが戻ってくることも多いんです。

でもボールの上を打ち抜くように意識していると、膝元など低めにコントロールされた変化球についていけないこともあります。というか空振りが増えてしまうんですよね。下方向への変化球の対応をするとき難易度が爆アゲです(涙)

ある程度球種が絞れている場合にはいいんですが、叩きは球種に関係なく成功させないといけませんからね・・・

叩きNG集:トスバッティングみたいに当てに行く

とりあえず前に転がってくれー!と願ってトスバッティングみたいにポンっと当てに行くようなバッティング。これもダメです。

だって普段からそんな打ち方でゴロを打つ練習なんてしてませんよね?トスバッティングならできても、全力で抑えにきてるピッチャーの球はまた別物ですからね。

また当てに行くようなスイングは、小手先でスイングを調整しようとしてしまいます。経験則で恐縮ですが、小手先のスイングはいい結果を生みません!後述しますがトスのように軽くキレイに振りぬける人ってそうそういませんからね。

叩きを成功させる準備その1:スプリットグリップで迎え撃て!

叩きを成功させるには、スプリットグリップが効果的。

これはグリップの右手と左手の隙間をちょっとだけ開けておくというもの。スプリットグリップにするとヘッドが効きやすくなります。というかヘッドが過剰に効くようになります。

ヘッドが過剰に効くとヘッドが立ってスイングができるんです。どっちかというとあまりバッティングでは良くないとされている”こねる”状態に近い動きを擬似的に作り出してくれます。

自分の感覚よりもヘッドが立って出てくる、そして普通にスイングするだけでちゃんと叩きができちゃうんです。ただし相手バッテリーにバレないようにやりましょう!

叩きを成功させる準備その2:しっかり振る!腰が砕けちゃヘッドが下がる!

スプリットグリップだけでは実は叩きが成功しない人もいます。その理由として、とにかく内野ゴロを転がせばいい!という考えで軽く当てにいってしまう人。

当てに行こうとすればするほど、腰が砕けて手打ちになります。こうなると何故かヘッドが下がるんですよね。ヘッドが下がったところに軽く当てに行っているわけですから、結果は内野ファールフライという悲惨な結果しか見えてきません(汗)

とにかくやっちゃいけないのは、腰を砕いて当てに行くスイング。普通のバッティングのようにしっかり振って(ブンブン振り回せ!って意味じゃないですよ)いきましょう。

叩きを成功させる準備その3:レベルに真っすぐスイングする!

”叩き”だからと言って、思いっきり上から地面に叩きつけるバッティングは正直確率が悪いと言わざるを得ません。そんな点でボールをとらえる技術があるなら素直にヒット打ってください(笑)

ボールが向かってくる方向に対して真っ直ぐバットを打ち抜くようにイメージしてスイングしましょう。これでスプリットグリップにしていれば自然と地面方向へ強い当たりがでやすくなります。当たりが多少薄くても、スピンで内野まで戻りますのでランナーを返すには十分と言えます。

このとき膝下の厳しいボールはレベルにバットを出そうとすると下から煽るような打ち方になってしまうので、膝下の厳しいボールはファールでもOKと割り切りましょう。本当は膝を柔らかく使ってピッチャーの頭上をワンバウンドで越えてくれればベストなんですが、相当の練習と技術が要求されます。

打席で広くボールに対応するためには、レベルにスイングする!膝下の厳しいボールはファールでもOK!難しいボールはファールで逃げる、という選択肢を持っておければ、まだ次にチャンスがつながりますからね。

叩きで1点をもぎ取って勝利を掴め!

 


軟式野球では従来のボールからM球に変わってバウンドが小さくなった、と言われています。それでも「叩き」という戦略は有効ですし、今後もどんどん使われるはずです。

得点が硬式野球ほど入らない軟式野球では、ワンチャンスをいかにモノにできるか、がすごくすごく大切になってきますからね。監督から「こいつなら叩きのサインを安心して出せる」と信頼を得られるように準備は万端にしておきましょう。

珍しくファンゴ編集部から真面目なネタを提供してみました!アディオス!

 

「さぁ、楽しい野球のはじまりだ!」

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