刺繍と昇華のメリットとデメリット【オーダー野球ユニフォームの種類を解説】

ブログ ユニフォーム全般

2017/03/27

こんにちは、ファンゴ編集部の戸松です!

皆さん野球を楽しんでいますか? 今までのユニフォームもいいけれど、「心機一転ユニフォームを新調してみたい!」「新しくチームを作るからユニフォームを作りたい!」というチームもあるんじゃないでしょうか。

そこでユニフォームを作るとき、まず悩ましいのが「ユニフォームってどんな種類があるの?」という疑問が出てくるんですよね。ここではファンゴで野球ユニフォームを製作するときどんな種類があるのか確認していきたいと思います。

オーダーユニフォームの種類は【刺繍】【昇華】さらに【覇王】この3種類!

ユニフォームを作るときまず最初に決めたいのが種類。

ユニフォームの種類は【刺繍ユニフォーム】【昇華ユニフォーム】の2種類が基本。さらにファンゴではその2つを組み合わせた【覇王ユニフォーム】をラインアップしています。どのユニフォームを選ぶかで、デザインの自由度や豪華さ、値段が変わってきます。

ユニフォームに求めるこだわりはチームによって変わってきます。そのこだわりによって刺繍、昇華、覇王から最適な種類を選ぶようにしましょう。どんな種類を選べばどんなユニフォームになるのかは、それぞれ得意なことが違いますので詳しく解説していきます!

オーダーユニフォーム製作:刺繍ユニフォームって何?

刺繍ユニフォームは読んで字のごとく、胸や肩のマーキングが刺繍仕上げでできているもの。プロ野球やメジャーリーグ、はたまた高校野球などでは根強い人気を誇るいわば”王道”のユニフォームなんですね。

こうした伝統的で正統派のユニフォームのことを、オーセンティックユニフォームとも言います。刺繍ユニフォームはまさにオーセンティックユニフォームのそれ。

糸でマークの縁取りを縫い上げていく技術は、野球ユニフォームに古くから採用されています。オーセンティックなユニフォームが好きで「やっぱり刺繍でしょ!」という強いこだわりを持つ方もまだまだたくさんいらっしゃいます。

ファンゴは刺繍も同一工場での一貫製作!

他社さんでは、この刺繍の工程を外注しているところもあります。

ですがファンゴでは自社工場内で、裁断や縫製、刺繍に至るまですべて一貫製作をしております! こうすることで発注から完成までの期間短縮に一役買っていますし、高い品質を保持したままお客様へお届けできる理由なんです。

ファンゴの価格設定では胸マークと背番号、イニシャル、袖マークの刺繍、ライン加工がコミコミだからお値段が分かりやすい!

さらに刺繍にこだわりを見せたいお客様には、刺繍の縁取りを二重にする刺繍加工もございます。とても贅沢な刺繍で、「刺繍のグレードがアップした!」とお客様からも絶賛大好評です!

刺繍ユニフォームのメリットを見てみよう!

刺繍ユニフォームのメリットは、なんたってその仕上がり。

生地の上から印刷しただけではありませんからね。刺繍の縁取りでマーキングの周囲に立体感を持たせることができます。その立体感こそが刺繍を見て「豪華だな、贅沢だな」と感じられるポイントです!

その重厚感や光沢感たるや、いくら印刷技術が上がったとはいえ絶対にマネできるものではありません。唯一無二のゴージャスな仕上がりこそが刺繍ユニフォーム最大のメリットです♪

またその豪華さゆえに昔から使われてきたユニフォームへの刺繍。それだけに「やっぱり野球ユニフォームは刺繍じゃなくちゃ!」という強いこだわりを持つ野球人も少なくありませんよね。その伝統を大切にしたい!という強いこだわりを持つお客様を満足させるためには刺繍じゃないきゃいけません。

オーセンティックユニフォームに強いこだわりを持つお客様は理屈じゃないのかもしれませんね。

刺繍ユニフォームのデメリットは・・・?

刺繍ユニフォームのデメリットもありますので、そこは正直にお話ししておかなくてはなりませんね・・・

刺繍ユニフォームはその豪華さ故のデメリットが出てきてしまいます。

刺繍のデメリットは「重い・生地がゴワつく・昇華ほどデザインに自由が利かない」というこの3つ。刺繍をした部分は糸が重なりあうので当然ゴージャス感は出ますが、その分重さが出てしまいます。もちろん生地のゴワつきもそれが原因です。

また刺繍で生地のデザインを作るとものすごく分厚く、重くなってくるので野球のユニフォームとしては使えません。お相撲さんが使う”化粧まわし”のように豪華絢爛なユニフォームでは野球のプレーは難しいですよね。なので生地全体へのデザインはできません。後程紹介しますが昇華ユニフォームでは生地にインクを染み込ませるような技法を使ったものよりデザインの自由度は大きく下がります。

それでも生地選びやカラー、切り返しのデザイン、ライン加工、マーキングなど多数のバリエーションをご用意しております。ぜひファンゴの刺繍ユニフォームご紹介ページであなたのお好みを見つけてみてください。

オーダーユニフォーム製作:昇華ユニフォームって何?

昇華とは「昇華転写印刷」という技術を使って生地にデザインをしていきます。

まず専用の紙にデザインを印刷します。印刷した紙の上にポリエステルの生地を重ね、熱を加えながら圧力をかけます。すると専用紙にデザインしたものが生地に転写(写る)されるんです。そしてその転写されたインクを気化させると、生地の繊維にインクが浸透して生地にデザインがされていきます。

ちょっと難しい話になってしまいますが、昇華ユニフォームは紙に印刷したデザインをそのまま写すことができるユニフォームなんです。

大きな一枚布をユニフォーム型に染める!?

「染める」と聞くと染料の中にじゃぶん!と生地を漬け込んでしまうような想像をしてしまいますよね。

しかし昇華印刷の場合は、大きな一枚布にユニフォーム型に染めるんです。

だからMサイズならMサイズの大きさに染めて、LサイズはLサイズの大きさに染めていきます。染めた後に裁断して縫製をしますので、端切れの生地が出にくいんです。ということは無駄が出にくい特徴もあります。

また生地を染めていますので柄物の生地を使っているわけではありません。昇華プリントではなく柄物生地を使った場合、柄合わせという作業をしなければいけなくなります。例えば縫製部分で柄が切れてしまったり、柄が大きなデザインの場合では1つ1つチグハグになってしまいますので、無駄も出やすく作業工程も煩雑になってしまいます。

その結果、無駄な生地も出やすくなり最終的にはお客様のお値段へ響くことにも・・・昇華プリントは「染めてから裁断・縫製」という工程だからこそお値打ちに商品をお届けできるという秘密があったんです。

昇華ユニフォームのメリットを見てみよう!

昇華ユニフォームの一番のメリットは「デザインが自由自在!」。なんたって紙にデザインが印刷できてしまえば何をやっても大丈夫。複雑な迷彩やグラデーション、やろうと思えば写真だって大丈夫。

昇華のデザインは生地だけじゃありません!もちろん胸マークや肩ワッペンにグラデーションをかけたり、浮き文字にしたり、「あんなのいいな」「こんなのもいいな」が自由に表現ができちゃうんです! 特に肩ワッペンは、刺繍の場合1着¥1,100が加算されていきますが、昇華なら印刷なのでお値打ちに1着¥550なんです。

さらに刺繍では生地にゴワつきや重さが出てしまっていたものが、昇華なら全く問題無し。生地にインクを染めていきますので、生地の風合いが全く変わらず、重さもそのまま。派手なデザインや凝ったマークやキャラクターなど、考え付く限りのデザインができてしまうのが昇華ユニフォームの一番のメリットです♪

通気性や品質が変わることもありませんので、プリントのようにひび割れや色あせも心配ないのが嬉しいですよね。ちなみに生地にインクを染み込ませる技法なので、几帳面な奥様から「畳みやすい♪」という評判も♪

さらに嬉しいメリットがファンゴには専属のデザイナーがいますので、お客様のイメージを具体的にご提案することができるんです。刺繍ならイメージも沸きやすいのですが、デザインの自由度が高いだけにそれを形にするのもお客様だけでは難しい場合もございます。

適切にお客様のイメージをデザインに落とし込んでいく、お客様のかっこいいユニフォームを形にする、そんなお手伝いもさせていただきますよ。

昇華ユニフォームのデメリットは・・・?

自由自在のデザインができる昇華ユニフォーム。一見するといいことばっかりに見えますが、デメリットもあるんです。

昇華のデメリットとは、生地1枚で作るためにペラペラというか”印刷”なんですよね。

ユニフォームのラインが入っていると立体感が出るんですが、昇華は生地を印刷したものなので近くだとバレてしまうんです。そのため近くで見るとデザインによってはなんだか安っぽく見えてしまったりすることも・・・

そのため昇華ユニフォームをお選びの際は、とにかく「デザインをとことん楽しむ」のがファンゴのおすすめです!ぜひファンゴの昇華ユニフォームご紹介ページで、あなた好みのユニフォームを作ってみてください。

 

覇王ユニフォームって何!? 刺繍+昇華のオーダーユニフォームの最高峰

ここまで刺繍と昇華、2つのユニフォームを紹介してきました。そして最後に紹介させていただくのが覇王ユニフォームです。

この覇王ユニフォームは昇華プリントで染めた生地に、ロゴを刺繍で仕上げるという刺繍ユニフォームと昇華ユニフォームの融合!これぞまさにオーダーユニフォームの最高峰とも言えるユニフォームでしょう。

刺繍の豪華さに昇華の自由度の高いデザインを取り入れることができるのはこの覇王だけ。どんなこだわりにも応えてくれます。

こだわりのユニフォームを求めるチームには最適の選択になることでしょう!

覇王ユニフォームのメリットを見てみよう!

覇王ユニフォームのメリットは言うまでもなくその豪華さとデザインの自由度。

刺繍には刺繍の、昇華には昇華の良いところはあるんですが、それぞれのメリットを踏襲しながらもデメリットを完全に打ち消しあうことができています。

実はこの覇王ユニフォーム、ファンゴのイチオシのユニフォームなんです!

何と言っても仕上がりの豪華さは覇王に勝るものはありません。さらにせっかくチームでユニフォームを揃えるわけですから、デザインやかっこよさ、豪華さでは妥協したくありません。

ユニフォームがお手元に届いてからの満足度は№1! かっこいいユニフォームに袖を通しただけでもテンションが上がるのは野球人の性(さが)でしょう。ユニフォームにはこだわりたい!というあなた、ぜひこの覇王ユニフォームに袖を通してみてください!

覇王ユニフォームのデメリットは・・・?

さて、このファンゴイチオシの覇王ユニフォーム。

かっこいいですし、ユニフォームの仕上がりは絶対に満足いただけるものです。ただ1つデメリットを挙げるとするならば、やはりそのお値段。ユニフォームの刺繍、昇華、覇王の3種類を比較しても一番値段が高くなります。

豪華で納得の仕上がりを目指すユニフォームにはこうした代償はつきものなのでしょうか。

そしてもう1つの欠点は9着以上のご注文しか受けられないことです。覇王ユニフォームの場合、ご注文数が少ないとお値段が一気に跳ね上がってしまいます。少しでもお客様にお安くお届けするために、9着以上のチームでのご注文をお願いしております。

 

刺繍・昇華・覇王 それぞれに良いところがある!

ユニフォームを作るときにはどんな種類があるのか、3種類お届けしました!

今回こちらのページをお読みいただきありがとうございました。ユニフォームにはそれぞれメリットもあればデメリットもございます。ただ1つ言えることはファンゴではどんなユニフォームも「お客様により良いユニフォームを」という信念に基づきオーダーユニフォームを相談から製作まで承っています。

「どんなユニフォームにすればいいんだろう?」と迷われているお客様もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

最初が刺繍で作ろうと考えて、ファンゴにご相談いただいたお客様でも、最終的にはカッコよさに惹かれて覇王をお選びいただいたお客様もいらっしゃいます。相談の途中でもこのように種類の変更も大丈夫ですよ。

「ユニフォームを作ろう!」とお考えのそこのあなた!まずはファンゴまでお気軽にお問い合わせください。

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