【マジェスティック】メジャーリーグ四方山話 MLBユニフォームの独占契約【ナイキ】

ブログ ユニフォーム全般

2019/05/20

こんにちは、野球ユニフォーム評論家!?のファンゴ編集部 戸松です!

ボクはね、草野球のオリジナルユニフォームも好きなんですが、メジャーリーグや日本プロ野球のユニフォームも大好きなんです。だって王道だしかっこいいじゃないですか。

その中でも伝統が詰まって格式高いユニフォームだなぁ、と感じるのはMLB。メジャーリーグですね。現在はマジェスティック・アスレチックというメーカーが全球団のユニフォームを独占的に契約している状況なんです。しかしもうそろそろマジェスティック・アスレチックの牙城が崩れる!?

どういうことなんでしょうか。ちょっと見ていってください!

マジェスティック・アスレチックの独占契約は2019年で期間満了

2019年現在は、メジャーリーグのユニフォームを独占的に契約しています。全30球団全てのユニフォームを契約しているので、かなりの金額になりますよね。規模としてはとんでもない規模でユニフォーム製作をしていますね。

そのマジェスティック・アスレチックなんですが、2019年をもって契約が満了します。だから2020年からはマジェスティック・アスレチックのユニフォームではなくなるんですね。

全30球団のユニフォームサプライヤーとなったのは2005年からで、そこから15年に長きにわたりメジャーリーグのユニフォームを提供しつづけてきたわけですね。

コアなファンの間ならばMLBのユニフォームはマジェスティック、という認識をされているんじゃないでしょうか。マジェスティック・アスレチックのユニフォームの時代に終わりがくるんです。

2020年 マジェスティック・アスレチックからナイキへ

マジェスティック・アスレチックの契約満了後、もともとアンダーアーマーがユニフォームサプライヤーを引き継ぐことになっていました。しかしアンダーアーマーこれを急遽キャンセル。一部ではアンダーアーマーの業績不振が原因かと噂されていますが、真意はアンダーアーマーのみぞ知る、といったところでしょう。

メジャーリーグのユニフォームサプライヤーの椅子が急遽空いてしまったということだったんですね。

そこで名乗りを上げたのが、スポーツ業界で名前を知らない人はいないであろうナイキでした。そのため2020年から2030年までの10年間、ナイキがメジャーリーグのユニフォームサプライヤーとして決まっています。

以前噂されていたアンダーアーマーはユニフォームの独占契約を辞退!?

 

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先ほど触れたように、2020年からは元々アンダーアーマーがメジャーリーグのユニフォームサプライヤーとして契約することが決定していたんですね。

アンダーアーマーは日本でも人気のスポーツブランドです。コンプレッションギアを中心に、ランニングシューズなど各種スポーツ用品の販売を行っていいるのは皆さんご存知の通りです。

1996年に設立され、現在にいたるまで売上高は右肩上がりを継続しています。しかし順調に売り上げ高を伸ばしてきているアンダーアーマーですが、2017年から営業利益がガクンと落ちてしまっています。

いわば業績を思ったように伸ばせず、利益があげられていない状態。その状態でメジャーリーグのユニフォームサプライヤーとして、ユニフォームを供給することはできないと判断しての撤退なのでしょう。

マジェスティック・アスレチックは日本球界へ進出している?

 

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さて2019年いっぱいで契約満了を迎えるマジェスティック・アスレチック。実はメジャーリーグへのユニフォーム契約をしているわけではありません。実は日本プロ野球のユニフォームもマジェスティックと契約しているチームがあるんですね。

2019年の契約では東京ヤクルトスワローズ、楽天ゴールデンイーグルス、ソフトバンクホークス、西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズの計5球団との契約をしています。

もともと日本プロ野球と言えばデサントとの契約が多かったのですが、ここ数年で一気にマジェスティック・アスレチックとの契約が増えてきていますね。

2020年にメジャーリーグとの契約が切れる関係で、日本プロ野球に市場開拓を求めて進出しているのでしょうか。

スポーツメーカーの勢力図で世界トップのナイキ

 

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2020年からメジャーリーグのユニフォームサプライヤーとして決定しているナイキは、言わずと知れた世界一のスポーツブランドです。ブランドの規模も世界一で、ナイキとアディダスの2本柱で世界をけん引しています。

実はナイキはメジャーリーグのユニフォームを独占的に取り扱いが始まるとNBA(バスケットボール)、NFL(アメリカンフットボール)、そしてMLB(メジャーリーグ)と3つのスポーツの公式サプライヤーとなります。

アメリカ4大スポーツの3つをナイキが独占的に供給することになり、巨大な市場をナイキが賄うという巨大勢力になってきますね。

マジェスティック・アスレチックは完全に撤退するのか?

 

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ここで気になるのがMLBから撤退するマジェスティック・アスレチックの動向でしょう。

メジャーリーグの世界から完全に姿を消すのかと思いきや、実はそうではありません。実はナイキがメジャーリーグに提供するのはユニフォームとウォームアップのウェア、シューズなんです。

そしてもう1つスポーツグッズの製造や販売を行うのがファナティクスという企業です。スポーツライセンスのアパレル販売やグッズ販売を手掛ける会社で、スポーツ用品の世界的売り上げの実に1割を占めているとされています。

このファナティクスですが、2017年にマジェスティック・アスレチックを買収しているため、マジェスティック・アスレチックとメジャーリーグは完全に「縁が切れた」とは言えないわけですね。

メジャーリーグのユニフォームにナイキのロゴが登場する日も近い

 

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マジェスティック・アスレチック契約満了に伴って、2020年からはナイキがメジャーリーグのユニフォームを独占的に取り扱うことは決定しています。ということは、ナイキのロゴがメジャーリーグのユニフォームに入るんでしょうね。

企業ロゴをユニフォームに掲載するのは賛否が分かれるところではありますが、ユニフォーム1つとってもこんなストーリーがあるんですよね。メジャーリーグのユニフォームがどう変わるのか、2020年に注目してみたいと思います!

小ロット生産のオリジナル野球ユニフォームオーダーは・・・

こちらで紹介させていただいたナイキやマジェスティックは少人数でのユニフォーム注文には対応していないんじゃないですかね。草野球チームのような枚数が少ないユニフォームには、完全オリジナルオーダーで、さらにデザインも思いのまま。小回りの利くファンゴでユニフォームのお問い合わせをいただけたらと思います。

大手は大手の得意な部分がありますが、大手にはないきめ細やかな対応と、自由度の高さでファンゴは勝負しています。

野球のオリジナル野球ユニフォームの生産はぜひぜひファンゴまでお問い合わせくださいね。マジェスティックやナイキにも負けないかっこいいユニフォームをオーダーしてください!

 

「さぁ、楽しい野球の始まりだ!」

 

※本記事は2019年5月に執筆しております。

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