社名“ファンゴ”の由来について【ファンゴーバットって知ってます?】
2016/12/17
はじめまして、野球ユニフォームメーカーの「FUNGO」です。
社名って、会社の看板ですからその名前からどんな会社なの?と思わせる入口だったりしますよね。私たちFUNGOを少しでも知って頂けたら嬉しいなと思い、今回は自己紹介として会社名を「FUNGO」にした由来を書いちゃいます。
いままで卸会社や店舗さまからの野球ユニフォームの注文を製造する工場としてやって参りましたが草野球をされる皆さまともっと近い距離で声を聞かせてもらいもっと喜んで頂ける野球ユニフォームをお届けしたくて直接販売をしよう!と思い立ちました。
そして販売会社の準備と共に社名を決めなくてはいけません!
さて、どんな名前にしよう?せっかくだから野球に関連する用語を用いた名前が良いか?
などいろいろ模索していました。
ファンゴの由来は「ノック」にありました。
はじめて「FUNGO!」と言う響きに出会ったのは近所の土手で行われていた少年野球の練習を眺めていた時がきっかけです。
グランドでは体格の良い小学生たちがコーチのノックを受けていました。
野球の「ノック」と言えば守備練習ですよね。思い起こせばバリバリの部活時代の練習は厳しくノックと言えば練習の枠を超え「千本ノック」なんて比喩があるくらいの厳しさを感じた練習だったりしませんでしたか?
そんな事を思いながら少年野球の観戦をしていました。
彼らは体格もよく大人も顔負けの技術で捕った球の返球も受けたミットが「スパーン!」と心地よく響きその迫力には見入ってしまうほどです。
リズミカルに繰り広げられる見事なノックでしたがこの程度でエラーは許されない的な緊張感も同時に感じ、きっと常勝チームの1軍メンバーなんだろと勝手に妄想しながら見事な練習風景を眺めていました。ノックを受けているグランドの土はしっかり慣らされておりイレギュラーバウンドも少なくノックもリズミカルに続いていました。
ふと、グランドの外に目を向けると広大な土手が広がっています。しかし地面はならさえておらずデコボコでキャッチボールはできてもとてもノックのゴロを処理できる状態ではなさそうです。
あれ?そんな状態の場所でノックを受けている少年たちがいるじゃないですか~
“FUNGO”との出会い
小柄な少年たちはボロボロに擦り汚れたユニフォームでノックの白球を楽しそうに追いかけていました。しかし打球はデコボコの地面でイレギュラーバウンドを繰り返しなかなかキャッチすることができません。でも、少年たちはまぶしい笑顔で次に飛んでくる打球を楽しみに待っているかのようでした。そしてある少年が遂に打球をキャッチするとノックしていた少年が「ファンゴ!」と声をかけて今度は守備につきました。
ノック?遊び?不思議に見えたこの光景はとても楽しそうに見え今度はこっちのファンゴノックにくぎ付けになりました!
後日、そろそろ社名を決めないと思いwebで情報収集をしていた際、ふと先日のファンゴノックの事を思い出し、検索をしてみたら下記の情報が見つかりました。
「ノック」と言えば守備練習ですよね。
でも、アメリカではノックでは誰一人として理解してくれません。
ベースボール(米国)ではノックの事を「FUNGO!(ファンゴ)」と呼んでいます。
諸説ありますが昔、路上で野球をしていたとき、バッターは自分でボールをトスしたものを打って、ヒットになればone goes(ワン・ゴーズ)、two goes(ツーゴーズ)などと言っていました。ボールが捕られてしまった際には、ボールを捕った人が次にバッターになることから、アウトになったバッターはfun go(ファンゴー〔楽しんで行こう〕)と言っていたようで、これが由来になったという話です。
彼らはこれを知ってやっていたのか?
はたまたアメリカ人だったのか?
野球のノックは技術向上の練習で「何が何でも捕ってやる、バチコーイ!」もいいですが
FUNGOのお客様は草野球を楽しんでいるチームの方々です
「楽しもうゼ~!バチコーイ!」と皆で呼びかけ合ってやった方が楽しいじゃないですか。
気心知れた仲間たちと草野球をする週末はとても楽しみでとても貴重です。
ユニフォームに袖を通すと週末に会うチームの仲間たちやそこで繰り広げられるプレーの数々を思い、気持ちがわくわくしてくる。
そのようなユニフォームをお届したく、社名を「FUNGO」と命名したのでした。
ついでに、ノックの種類についても
ちょっと余談になりますが、練習強化の目的別に多種のノックがあるのはご存知ですか?
社名の由来ということもあり、せっかくですのでノックの内容と共に感想も添えて紹介しますね。
アメリカンノック
受け手をライトの守備位置からレフト方向に走らせつつレフトに飛球を打ち、これを捕球させる練習方法。走りながら打球を追う技術を身につけるほか、脚力や持久力の強化を目的に行われます。
外野線長打の打球をダイビングキャッチする姿はまさにヒーローです!
近距離ノック
塁間よりも短い近距離(20メートル程度)で行うノック練習。打球への反応を速くすることを目的に行われる。
弾丸ライナーの強打を反射神経でキャッチする姿はまさに目が覚める瞬間のプレーです!
三間ノック
受け手にキャッチャーの防具を身につけさせて、三間程度(5-6メートル)の至近距離で行うノック練習。捕球練習ではなく、体で受けることで打球に対する恐怖心を克服することが目的。
まさにど根性野球!日本男児たるもの気合と根性です!
シートノック
受け手を実際の守備位置に配置して行うノック練習。捕球練習のほかに、ベースカバーやボールカットなどのフォーメーションの確認が行われる。フォーメーションがバシッと決まると気持ちいいですよね!
マガジンノック
短い間隔で絶え間なくノックを打つ練習方法。
打つ側、受ける側まさにノックの有酸素運動です!
千本ノック
多数のノックをただひたすら受け続ける練習方法。実際に1000本のノックをこなそうとすると数時間を要し相当な体力が必要となることから、スポ根ネタとして使われることが多い。
まさにど根性!最後までやり遂げれた方っていますか?
ファンゴはみなさんに野球をもっと楽しんでいただけるようなかっこいいユニフォームを作ってまいります!
ご相談からで構いませんので、お気軽にお問い合わせいただけると幸いです。