ベースボールキャップをオーダーする【平ツバ・アーチツバ】

ブログ ユニフォーム全般

2016/12/17

野球プレイヤーの皆さん、こんにちは。
オーダー野球ユニフォームのファンゴです。

いままで野球用オーダーメイドユニフォームに関する以下のような記事を書いてきました。

今回の記事では、野球ユニフォームには欠かせないキャップについていろいろ書いていきます。
ベースボールキャップは今やストリートファッションの重要アイテムとしても定着しています。もちろんベースボールキャップと名前の通り野球をするときに着用するのが本来の使い方です。

→野球ユニフォーム オーダー製作の「ファンゴ」サイトトップ
→価格について
→お問い合わせはこちらから

ベースボールキャップの歴史

1516世紀頃にイギリスで生まれた小さな球を打って4つのベースを周ると言うベースボールの起源と言われている「ラウンダーズ」と言うスポーツがアメリカに渡り、1840年代に現在の野球の原型が作られたのだそうです。 *この時期に彼らが被っていたのは、日よけにしていた麦わら帽子でした。

そして1860年頃アメリカのブルックリン・エクセルシオールズがかぶりはじめた、丸いトップにボタンが付いておりつばがついた帽子が、ベースボールキャップの始まりと言われています。元々は太陽光から野球プレイヤーの目を保護するために作られた機能的な帽子で、当時は今よりもツバが短いデザインとなっていたようです。あくまでも習慣化であったキャップの着用は1903年メジャーリーグの発足と共に“正式な装備品”としてルールブックで規則化され、着用が義務付けられました。

最初は日よけの実用性から始まり、その後習慣となっていき、MLBの発足と共にルール化されたんですね!

歴史を知っていくとキャップへの思入れが深くなっていきますよね。

では、思入れが深くなったところで、チームキャップの種類と作って行く上での段取りを紹介していきます。

キャップのスタイル

ここ近年、プロ野球選手間でツバのスタイルが2つに分かれています。

一つは、従来のスタイル「アーチツバ」タイプです。

ベースボールキャップ広島カープ

昔からなじみのあるツバがアーチ型になっているタイプです。小・中・高の時代は如何にツバのアーチを自分のオリジナルにできるか競って曲げていませんでしたか?手で曲げる派・曲げた状態でゴムを掛ける派・時にはツバを曲げマグカップに入れて型を付ける派など多種多様の方法で試行錯誤していましたよね。

 

そして、最近流行りの平ツバタイプ。このタイプはメーカーによって呼ばれ方が違い「ストレートタイプ」「ニューエラタイプ」などと呼ばれています。

ベースボールキャップ横浜ベイスターズ ベースボールキャップ広島カープ

プロ野球ではNe-Naの筒香選手や広島カープの菊池選手など多くの選手が好んで着用していますね。

このように一概にベースボールキャップと言ってもいろいろな選択肢があるのです。

 

オリジナルのベースボールキャップが出来るまで

ではいよいよ、実際にキャップを作っていく際の手順をまとめてみましょう。

キャップのチームマークは全て刺繍加工

プロ野球のキャップの正面にはワンポイント化されたチームマークが付いています。そのマークは剥がれ落ちることがないように全て直接刺繍でマーキングされています。

ベースボールキャップ一覧

刺繍へのこだわり

私たちFANGOの工場は刺繍から始まりました。

だからこそ刺繍にはこだわりが強く一切外部へ委託することなく全て自社工場にて、心を込めて製作しています。熟練職人の手によりハイグレードな刺繍製品を提供しております。高級感溢れるチームマークでグレードUPしましょう。

ベースボールキャップロゴ刺繍

 

 

キャップ製作の流れ

きっと、このブログを読んでくださっている方々は自分たちのオリジナルチームキャップ・グループキャップ・個人キャップいずれかを検討している事と思います。

キャップの注文もオリジナルとなるといろいろ細かい点を決めていったりデザインを検討したりややこしい項目や段取りが生じます。

ファンゴのHPでは<キャップの作り方> このガイドを見ながら進めれば一目瞭然わかりやすい流れで解説しています。

 

① キャップのシルエットを決める(ツバスタイル)

 

ベースボールキャップ平ツバアーチツバ

大きく違う点はツバの形が平らなタイプとアーチ状になっているタイプです。

●アーチツバタイプ

学生時代、部活で野球部だった方はやはりアーチタイプを譲れないと言う方が多いです。学生時代の部活のほとんどはアーチタイプでした。皆各自が曲げ方にこだわりがあって緩いアーチ型であったり、極端に折り曲げいたり、個性を競って表現していましたよね。

●平ツバタイプ

最近の草野球でもストリートファッションでトレンドの平つばタイプがオシャレでカッコイイと採用するケースも増えてきました。プロ野球でも、平つばキャップの選手を見かけるようになりましたよね。今後、このトレンドがくるかもしれません。

②生地スタイルを決める

ベースボールキャップ素材エアメッシュクール・モンドメモリーなど

こちらではキャップ全体が同じ生地のスタイルか後頭部側半分をメッシュに切替えるスタイルの選択です。

【全面共生地スタイル】はデザインの統一性を表現するにはお勧めです。特に平ツバスタイルはこのオールニットの仕様を採用するケースが多いです。

また、帽子を被った頭部はとても汗をかきます。【半メッシュスタイル】は後頭部の通気性が良く快適です。

 

③キャップのバックスタイルを決める

ベースボールキャップバックスタイル

キャップのサイズ調整をアジャスターで調整できるタイプとサイズ固定のタイプです。

アジャスタータイプ

サイズ調整ができるので練習や試合の時には激しい動きでも脱げないようにきつめにサイズ調整して、そのほかの時にはサイズを緩くして解放的にできるのがメリットです。

キャップのフィット感は実は結構デリケートなのです。最近まで長髪だった髪型をスッキリ短髪にヘアーチェンジしただけで長髪時代にジャストサイズだったキャップが髪型を変えただけでブカブカになってしまう事さえあるんです。

その辺りを危惧される方はアジャスト―タイプをお勧めします。

固定タイプ(ジャスト型)

アジャスターが無いので後頭部のフォルムがスッキリしていて美しいです。

また、オシャレに敏感で平ツバタイプを選んだチームはアフターでストリートファッション風に被るのであればジャストのフォルムの方がカッコいいですよね。

④キャップのカラー・配色を決める

ベースボールキャップカラー配色

①ベースカラー ②ツバカラー ③点ボタン ④穴かがり

上記、4パーツをオリジナル配色できます。このカラーコントラストがキャップイメージを決める要となります。

⑤マーキングの書体を決める

チームの象徴のマーキングです。ファンゴでは豊富な種類の書体を用意していますのできっとこだわりのマーキング書体が見つかるはずです。

ベースボールキャップロゴ集

尚、「どうしてもこの書体で作りたい」「今、使っているマーキングをそのまま引き継ぎたい」そんな要望も対応可能です!

(*規格外の対応はデザイン作成料¥1,000-が発生します)

 

FUNGOのサービス!選べるオプション

ベースボールキャップスタイル サンドイッチ

FUNGOはキャップのツバ先部分にもう一色を挟んで3層加工する【サンドイッチ加工】のオプションをご希望があれば無料でサービスでプレゼントしています。

ツバの先部分、バイザーライン色が入る事で正面から見たキャップのデザインが一層華やかで一層高級感も増します。

豊富なサイズ展開

メンバーそれぞれにジャストフィットするキャップのサイズをご提供いたします。

ご希望をいただければ、試着キャップをお送りすることも可能です。(*貸出しサンプル申し込み)お気軽にお問い合わせください。

⑦ 生地の種類を決める

最後にキャップの生地を選びましょう。キャップ生地の定番は以下の2種類です。

① キャップ用定番生地「メモリ」

キャップ生地素材 メモリ

オールニットスタイルの基本生地です。ユニフォームシャツでも使われるメモリは生地厚がしっかりしていて傷みにくく耐久性抜群です。また、生地の織目が濃密で正面のチームマークが映えます。

カラーバリエーションは豊富です。

【「メモリ」生地のカラーバリエーション】

キャップ生地素材 メモリカラーバリエーション

② 半メッシュ生地「マイクロメッシュ」

キャップ生地素材 マイクロメッシュ

ファンゴの半メッシュ用の生地は他社が一般的に使っている樹脂加工のメッシュではありません。ユニフォームシャツでも使われる「マイクロメッシュ」を採用しており吸汗速乾性抜群です。

キャップ用の生地は崩れしないように芯材をボンディング加工しています。

「マイクロメッシュ」カラーバリエーション

キャップ生地素材 マイクロメッシュ カラーバリエーション

他にもシャツに合わせた生地対応

チームキャップはユニフォームに合わせて被るものですからシャツと色を合わせられないと満足いくコーディネートになりませんよね。その為にFUNGOのキャップ生地は上下のコーディネートが決まるようにシャツと同じ生地規格にこだわりました。

キャップ生地素材 エアメッシュ クール・モンド カラーバリエーション

特別なデザインにも対応します!

こちらではとにかく他のチームと似てるのは嫌だ、目立つユニフォームを着たい!と言う攻めてるチームの方々にお勧めです。

ファンゴではそんなわがままな要望にもお応えします。

変えられる箇所は全てバラバラな色で表現したい。そんなマルチカラーがお好みのチームには,例えばこんな事が対応できます。

ベースボールキャップ デザイン例

う~ん!目が覚めるっ!色鮮やかですね!生地の変更などこれ以上注文を付けると悪いかな?なんて気を使わないで下さい!

ファンゴの「わがまま俺ユニフォーム」では担当デザイナーがチームの目線に立って一緒にデザインを考えていきます。

生地色をマルチにしたい!生地の規格を変更したい!キャップのマークを一緒に考えて!何なりと申し付け下さい!

チーム内でキャップのスタイル違いはOK!

チームキャップの原則は「同じ色、同じマーク」である事です。では前述したツバのスタイルについては各々の好みで選択して良いのです。プロ野球でも同じチームの選手間でアーチタイプをかぶる選手がいれば、最近流行りの平ツバをかぶっている選手がいます。

*平ツバとアーチツバのチーム混在はOKです。

*バックスタイル(アジャスターの可否及び生地スタイル)は原則チーム統一とさせて頂いております。

ツバのスタイルを個性で選んでチーム内でも個人の個性を主張していきましょう!

チームキャップオーダー実例の紹介

今回こちらのチームはシャツ及びパンツは既に用意しておりキャップのみ製作のお問合せでした。

お客さま
キャップのみの相談ですが大丈夫ですか?

ファンゴ
大丈夫ですよ!どんなデザインにしましょうか?

お客さま
実はデザインは既に構想は出来ているんです。このイメージでできますか?あと、メンバーによってツバの曲がっているものと真っすぐなタイプと様々ですが対応できますか?

ファンゴ
持込みデザインもタイプできますよ。そして、ツバのスタイル違いのアソートも対応可能です。では、頂いた参考デザインを基にこちらで最終デザインを作成します。

キャップ デザイン案

まさに前述したマルチタイプのリクエストでした!

そして後日、いよいよキャップの完成です。

ベースボールキャップ 作例アーチツバ ベースボールキャップ 作例平ツバう~ん♡イメージ通りの仕上がりです!

横からのショットです。マルチカラーが決まっていますね!

このように、キャップにもこだわって一緒にカッコイイキャップを作りましょう!
以上、野球用オーダーメイド“キャップ”の記事でした。

→野球ユニフォーム オーダー製作の「ファンゴ」サイトトップ
→価格について
→お問い合わせはこちらから

PRODUCT LINEUP

Copyright© 野球ユニフォーム オーダー Fungo , 2024 AllRights Reserved.