プロ野球チームにユニフォームを提供しているメーカーはどこだ?【マジェスティックという新勢力を発見!】

ブログ ユニフォーム全般

2017/04/04

寝ても覚めても野球ユニフォーム!こんにちは、「草ユニウォッチャー」のファンゴです。

2017年の前半はWBCで話題が持ち切り。

そして春からはプロ野球が開幕して野球ユニフォームを見ない日はありません。草野球プレーヤーの関心ごとは週末の草野球はもちろんですが、プロ野球の事も常に頭の片隅から離れない関心ごとと思います。

プロ野球12球団は、年明けに今シーズンの新ユニフォームを発表します。

「草ユニウォッチャー」ファンゴはこの発表がシーズン開幕よりも楽しみだったりします!

イメージが定着したユニフォームデザインを引き続き継続する球団もあれば、小規模なデザインリニューアルをする球団や、大胆にデザインを変えて心機一転した新ユニフォームデザインでスタートする球団それぞれです。

日本全国の野球ファンが憧れの眼差しで見るユニフォームはいつでも注目の的です。

そしてプロ野球程のスケールであれば、お抱えのユニフォームメーカーと契約して、独自のユニフォームの特徴を競っているのだろうなと思っていました。

でも実は思っていた実情とちょっと違う契約会社の姿であったのです。

 

12球団のユニフォーム契約メーカーは驚きの結果に!

プロ野球程のスケールであれば1球団の契約スケールは計り知れない規模や金額であり、各球団がユニフォームに独自の個性を出して演出することは、ファンサービスの一環と考えられます。

他球団を出し抜いた斬新なデザインで、あっと驚かせたり、長く愛されるデザインで、愛着と安心をもってもらったりと、ファンに喜んでもらおうとアイデアを出し合って、決めていることでしょう。新ユニフォーム制作は、重要なトップシークレットであり、メーカーと球団は、一つと絞って契約しており、被ら無いものと発想していました。

でも、実際のプロ野球12球団のユニフォーム契約詳細を見てみると想像とは違う内容でした‼

 

2017年 各球団のユニフォーム契約メーカー

以下が、2017年のプロ野球各球団のユニフォーム契約メーカーの内容です。

【デサント】企業スローガン「Design for Sports」

企業スローガンは「スポーツを通して人々の身体と心を豊かにし、健全なライフスタイルを創造すること」

スポーツウェアの大手メーカーの1社であり、野球、ゴルフウェア、陸上競技用ウェア、サッカー用ウェア、競泳用水着、アルペンスキー用ウェアなどで有力なブランドを持つ。日本国内の他、中国・韓国、北アメリカに進出している。スポーツウェアの他、介護・医療分野の製品開発も進めている。伊藤忠商事の関連会社である

 

デサント契約チーム① 横浜De-Naベイスターズ

近年、華やかなデザインでユニフォームの新興勢力感を圧倒しています。ホーム及びビジターユニフォームでも昇華プリントの手法で軽量かつ華やかなユニフォームのイメージが定着しています。

 

デサント契約チーム② オリックス・バッファローズ

ホーム用のデザインは引き続き継続で、今までサードユニフォームとして着ていた濃紺のデザインがビジターユニフォームとして採用されました。そして新サードユニフォームとして「Bsスピリッツユニフォーム」と名付けられたデザインは赤の差し色が印象的です。どことなく阪急時代を思わせるデザインになっています。

 

デサント契約チーム③ 広島カープ ビジター

真っ赤なカープユニフォーム。ホーム用は別のメーカと契約しているのですね⁉

 

 

【ミズノ】企業スローガン 「明日は、きっと、できる」

全てのスポーツをがんばる人が、心のまんなかに持っている気持ち

ミズノ契約チーム① 北海道日本ハムファイターズ

発表当時、左右非対称のデザインには多少の抵抗感を感じましたが、人気実力ともに実績を積んだ現在では非対称デザイン=ファイターズのイメージが定着しましたね!

 

ミズノ契約チーム② 広島カープ ホーム

へぇ~!ホームのホワイトバージョンはミズノさんなんですね!確かに画像はレプリカユニですがラベルがミズノさんになっています。ホームの方がファンの観客も多いですよね?応援レプリカユニの売上もホームの方が多いのかな?いや待てよ、カープ女子のイメージは赤ユニだよな?あっ、すみません下世話な想像でした💦

 

ミズノ契約チーム③ 阪神タイガース

☝今シーズンからビジターユニフォームが一新されます。2000年初期の常勝チームだった頃のイメージ保ちつつ、初めての試みラグランスリーブを黒で切り返しました。そして華やかなイエローユニはサードユニフォームの「ウル虎デザイン」ユニフォームです。

 

【アシックス】企業スローガン「sound mind sound body」

Asicsという社名の由来となっているのは、ラテン語の『Anima Sana In Corpore Sano』。この言葉の頭文字を取ってAsicsと命名された。
日本語に訳すと「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかし、と祈るべきだ」という意味になる。アシックスの企業スローガンは「sound mind, sound body」であるが、これは上記の言葉を英訳した「A Sound Mind in A Sound Body」から来ている。

アシックス契約チーム① 中日ドラゴンズ

近年は大胆なデザイン変更をしないで少しずつリニューアル変更を加えていますね!

最近ではドラゴンズ=このユニフォームと、すっかり定着してきましたね!

 

【アンダーアーマー】着ているだけでスポーツマンになった気分

アンダーアーマー契約チーム① 読売ジャイアンツ

2014年に老舗のドーム社から新進気鋭のアンダーアーマーと手を組むこととなり当時話題となり、野球キッズ達のファッションリーダーとして流行した。

近年はスポーツファッションのトップリーダーとしてアンダーアーマーの洋服はとても流行っていますよね!

 

4社7チームの内訳を見て思う事

あれっ?前述した先入観の1球団=1メーカーじゃないんですね‼名立たるスポーツウェアメーカーが数多くある中、とても意外な結果です。

じゃぁ、残された他の球団とユニフォーム契約している会社はと言うと・・・・・

 

 

近年プロ野球ユニフォームの最大勢力!Majestic社(マジェスティック)!

マジェスティック・アスレチック(Majestic Athletic)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州バンガーに本社を置くスポーツ衣料品メーカー。2008年にマジェスティック アジア(Majestic Asia, Incorporated)が設立され、2009年より日本支社事務所・マジェスティック ジャパンを開設。日本国内での販売活動を展開している。

プロ野球5球団と契約 ユニフォームはマジェスティックブームとなるのか?

マジェスティック契約チーム① ヤクルトスワローズ

2016年から契約。ホームユニフォームは伝統の赤のストライプユニフォームデザインを継承。ビジターでは新しいテーマカラーのグリーンを随所に取り入れています。2017年のユニフォームではグリーンのストライプデザインも発表されホームでもお目見えする。

 

マジェスティック契約チーム② 千葉ロッテマリーンズ

今年2017年からの契約ユニフォームのお目見えです。デザインは従来のイメージを継承していますがスタッフ及び選手たちの意見を基に新しく開発、より軽量化を実現させました。そして、サードユニフォームは華やかなサンライズレッドの新デザインです。

 

マジェスティック契約チーム③ 東北楽天ゴールデンイーグルス

画像はファンユニフォームです!

楽天イーグルスのチームカラーであるクリムゾンレッドをベースの色に用いたデザインで、その名の通りファンのために、ファンとともに闘うユニフォーム。
着用試合では選手とファンがひとつになり勝利を掴み取ることへの願いを込めている。
胸には「TOHOKU」の文字をあしらい、東北のチームとしての誇りを表現している

 

マジェスティック契約チーム④ 福岡ソフトバンクホークス

ホーム及びビジターは昨年のデザインを引き続き継続です。そして赤いストライプデザインのユニフォームは2017年鷹の祭典用イベントユニ「1(ワン)ダホーストライプ2017」デザインです。

 

マジェスティック契約チーム⑤ 埼玉西武ライオンズ

ライオンズのユニフォームは2016年からマジェスティック社と契約しています。デザインイメージは継承していますのでよく似ていますが、よく見て頂きたい箇所があります。

2015年「ナイキ社」時代。左胸上はナイキマークです。

2016年は!なるほどマジェスティック社のマークになっていますね!

 

凄いぞ、マジェスティック!セ・パ合わせ5チームとの独占契約‼

なんと、近年でセ・リーグ及びパ・リーグの5球団と契約をしたなんてすごい勢いです!

プロ野球のユニフォーム契約をここまでのシェアを占めるとなると当然知名度も抜群で野球ファンにとってはマジェスティック製品がブームになるのではないでしょうか!

いやいや、なんて軽薄な事を書いてしまったんでしょうか💦よく調べるとマジェスティック社のユニフォームにおける実績はとんでもないスケールでした~💦

 

やっぱ、すげーぞ!マジェスティック社の実績

古くからメジャーリーグベースボール(MLB)のチームに、ユニフォームサプライヤーとしてユニフォームを供給しており、2005年には全30チームのユニフォーム等を供給する独占契約を結んだ。そしてMajor League Baseball(TM)全30球団の公式ユニホームを製造することを認可されている唯一のメーカー。NFL、NHL、NBAなどのトップスポーツのアパレルを独占的に展開するブランド。

なんと、メジャーリーグ全30チームの独占契約しているメーカーだったんですね!いやはやすごいスケールです。

そして、更には今年のWBCのユニフォームを見ていて日本代表以外の15ヶ国のユニフォームにはデザインや仕様に共通する箇所が多くなんでだろうと不思議に思っていたのですがその意味が分かりました!こちらについてもこの会社が受け持っていたようなのです。【WBC2017】各国のユニフォームに共通点を発見!👈のブログで出せなかった答えがやっと見つかりました!

ここ2年で日本の野球ユニフォームのトップシェアに躍り出たマジェスティック社製品はどこまで大躍進を果たすのでしょうか?

 

もしかすると日本を舞台にユニフォームシェアを巡るワールドワイドな戦いが繰り広げられるかも?

更に調べてみると、MLBとの契約は2019年までで、2020年からはアンダーアーマー社が独占プロパーを契約するとの情報がありました。もしかするとそれを見据えて日本の市場拡大の戦略を進めているのではないか?

2020年からMLBの独占契約がアンダーアーマーが引き継ぐとなるとMLBの市場はとんでもないスケールなのでその収益資本力でアンダーアーマー社がさらに飛躍を遂げる事になるかもしれません。そして、マジェスティック社の2020年以降の市場開拓に日本がターゲットになっているのであれば今後は一層日本の野球及びスポーツユニフォーム市場にマジェスティック製品が拡大する事になるかもしれません。

アンダーアーマーVSマジェスティック ワールドワイドな市場争いが日本の野球ユニフォーム市場で繰り広げるられているんですね‼

近いうちに熾烈なCM合戦も在りうるかもしれません。どのような展開になっていくのか?しっかりと見届けていきましょう。

 

草野球プレイヤーの皆さんに最後に一言

草野球プレーの皆さまに一言。

前述したワールドワイドなメーカーは大きな市場に対応している為、大量の既製品生産が主流となります。草野球チームが求める小回りの対応は不可能と思います!

草野球ユニフォームのオーダーメイドは私共「ファンゴ」がしっかりと応対いたします!時代に合った機能性・小回り対応・そして国内最安の野球ユニフォーム製作をこれからもしていきます。(最後に宣伝してすみません💦)

かっこいい野球ユニフォームを一緒に作りましょうね!

 

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