【定番】刺繍タイプ野球ユニフォームのすべてを解説!【王道】
2016/12/17
こんにちは、ファンゴ編集部の戸松です!
「ファンゴ」は野球ユニフォームのオーダー製作専門店。そこで3種類あるユニフォームのうち、【刺繍ユニフォーム】について細かく解説していこうと思います。
野球のユニフォームと言えば刺繍ユニフォーム。王道で奇をてらわない、まさに直球勝負という言葉がぴったり。そんな刺繍ユニフォームについて見ていきましょう。
ここを見れば、刺繍ユニフォームのデザインやお値段、特徴が全て丸わかり!
【シンプルで王道】刺繍ユニフォームがかっこいい理由
刺繍ユニフォームは、マーキングに施される立体的な刺繍が大きな特徴です。
この刺繍が見た目の豪華さを演出してくれるポイントですね。また刺繍ユニフォームはメジャーリーグや日本のプロ野球、高校野球などメディア露出の多い野球では、今も昔も変わらない伝統的なスタイル。
そのシンプルさ故のかっこよさ、王道で無骨なスタイルは「オーセンティックユニフォーム」とも呼ばれます。
古くはメジャーリーグの創成期の時代から、また日本では数々の伝説を残した「ミスタージャイアンツ」長嶋茂雄氏が多くの人たちを魅了した時代を覚えている方もいらっしゃると思います。そんな時代からずっと使われているのが、こちらの刺繍ユニフォームなんです。
野球を愛する人々の古き良き時代の記憶をそのままに、現代までも受け継がれている技術こそ刺繍。野球のスタイルが、時代とともに移り変わっていく中、ずっと昔から変わらない刺繍ユニフォームがかっこよくないはずがありませんよね。
刺繍ユニフォームは選べる生地が4種類
刺繍ユニフォームでは選べる生地が4種類ございます。
実は昇華、覇王はプリントの関係上で1種類(クールモンド)しか選ぶことができません。しかし刺繍は糸を縫い付けていくものなので、生地が影響するものではありません。
そのためファンゴが用意している生地が4種類全て使えるんです。そしてそれぞれの生地でカラーバリエーションが豊富に揃っていますので、生地とカラーでユニフォームの様々な表情が表現できます。
それぞれの生地の特徴はこちらの表で確認してみてください。
生地の種類 | 生地の厚み、丈夫さ | 選べる生地色の種類 | 適正シーズン |
マイクロメッシュ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ 24種 | 7月~9月 |
エアメッシュ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ 11種 | 6月~10月 |
クールモンド | ★★★★☆ | ★★★☆☆ 16種 | 4月~11月 |
メモリ | ★★★★★ | ★★★☆☆ 15種 | 10月~5月 |
実は生地のカラーバリエーションが最も豊富
印刷で多彩な色が出せる昇華プリントですが、使える生地はクールモンドのみ。それに比べてデザインの自由度は劣るものの、4種類の生地でさらにそれぞれのカラーを選べる刺繍。
生地との組み合わせのカラーバリエーションが一番多いのが、実は刺繍ユニフォームだったんですね。また生地が変わることで、同じカラーでも表情が変わります。アンダーシャツのカラーが透けて見えたり、オシャレな生地の織柄を出したり、はたまた昔ながらの伝統的な雰囲気を全面に出したり。
生地だけでこんなにも表情が出せるものなんです。
またマイクロメッシュに関しては、ストライプもご用意しております。NYヤンキースや阪神タイガースなど、ストライプを採用するチームもたくさんありますよね。
「このチームが好きだから、ユニフォームも似せて作りたい!」というご要望にもお応えできるように、豊富なカラーバリエーションでお待ちしております。
刺繍ユニフォームはデザインの幅が狭い!?
刺繍ユニフォームの欠点としてよく挙げられるのが、「デザインの幅が狭い」ということ。
これはあくまで「昇華に対して」という話であって、決してバリエーションが少ししかない、というわけでは無いんです。
定番のオーセンティックユニフォームから選ぶ
伝統的なオーセンティックユニフォーム。
このタイプのユニフォームは、胸につけるロゴデザインはその位置、大きさで「ユニフォームの顔」が決まります。シンプルなだけに胸マークが主張。伝統と風格が漂うスタイルのユニフォームを演出してくれることでしょう。
デザインに”遊びの要素”は少ないかもしれませんが、これこそがオーセンティックユニフォームのあるべき姿。
チームロゴを胸に抱き、対戦相手に立ち向かう姿。凛々しくて素敵じゃありませんか。
チームカラー、イメージカラーで選ぶ
○○ファイヤーズ、○○マシンガンズ、などのチーム名で自然やモノをイメージした名前を付けているチームも多いですよね。
そんなチームカラーやイメージカラーでデザインを選ぶことだって可能です。
たとえば○○ファイヤーズなら「イメージカラーは赤だから、赤を基調としたユニフォームにしよう」とか、○○マシンガンズなら「マシンガンのような連打が自慢だから、マシンガンの黒、そして差し色に火花の赤をいれよう」といった具合ですね。
色々なモチーフに対応できるように、たくさんのカラーが用意してあります。こうしたイメージでユニフォームを作ろう、というチームはファンゴのカラーチャートをぜひ御覧ください!
MLB、NPBのオマージュで選ぶ
MLBやNPBのユニフォームは、ほとんどが伝統的な刺繍ユニフォームです。
地元の球団だったり、好きな球団があってチームを作ることもあるでしょう。またチームメイトとの会話も、野球の話で盛り上がったりしますよね。
「横浜ベイスターズみたいなユニフォームがいいんだけど」「日本ハムファイターズのデザインってできる?」「マイアミマーリンズのユニフォームがすごくかっこよかった」など日々様々なお問い合わせをいただいています。
こうした要望にすぐお応えできるよう、様々なサンプルをご用意しております!
こちらがNPBオマージュのデザイン
そしてこちらがMLBオマージュのデザイン
こうしたプロチームのオマージュユニフォームは、ほとんどのデザインが用意できています。基本的なものは全て網羅されていますので、プロチームのデザインがお好きな方は、必ずお気に入りのデザインを見つけていただけるはずです。
FUNGOオリジナルプロパースタイルから選ぶ
ファンゴがお届けしている基本的なプロパースタイルがあって、どんなチームも基本的にはこの形を踏襲したデザインとなっています。ひいきのチームだとか、固定観念を排除して1からユニフォームを作っていきたいチームは、こちらのデザインを元に考えてみてはいかがでしょうか。
シンプルタイプ
シャツに切り替えしが入っていない、生地に胸マークのみというシンプルなスタイル。シンプルなだけに飽きがこないデザインで、胸マークに強いこだわりを持って欲しいユニフォームです。
高校野球に多く見られるスタイルで、その潔さはまさにスタンダードそのものですね。
伝統的な前開きタイプか、軽量感を感じさせる2ボタンタイプかはお好みで。
ラグランタイプ
身頃とラグラン袖のカラーを変えたスタンダードスタイルのユニフォームです。
多くのプロチームにも採用されており、目にする機会が多いユニフォームデザインではないでしょうか。伝統的で無骨なデザインが、多くの人を惹きつける魅力を持っているデザインです。
胸ロゴとラグラン袖のカラーを合わせると、統一感が出てGOODです。
切り替えタイプ
脇部分の生地カラーを変更しているタイプのデザインです。
正面から見るとごくシンプルなデザインなんですが、プレー中の動きで切り替え部分が見え隠れします。画像では脇部分で生地を切り替えていますが、他にも肩での切り替えしなどパターンがいくつも存在します。
このタイプの最大のメリットは、切り返す部分ごとに生地の変更が可能な点。
例えばオールシーズン使っていけるクールモンドを基本生地に使って、脇の切り替え部分だけをマイクロメッシュにして通気性をアップさせる、といったこともできるようになります。
マルチタイプ
身頃や肩の切り替えがマルチタイプになっている、こちらのユニフォームデザイン。色が多く使えるので、ビビッドな配色をしても良し、トーンが近い配色でグラデーションを表現しても良しと、カラーの組み合わせは多岐に渡ります。
色の組み合わせが増えることで、他チームとのユニフォーム被りの確率が大きく下がります。
「刺繍ユニフォームでも個性を出していきたい!」というチームの皆さん、こちらのマルチタイプのユニフォームはいかがでしょうか。
アシンメトリータイプ
マルチタイプからの派生ですが、アシンメトリータイプのユニフォームも人気のデザインです。
NPBの日本ハムファイターズ風のデザインですね。こちらもカラーの組み合わせは自由自在。この画像のユニフォームは日本ハムファイターズオマージュのユニフォームですが、さらにアレンジを加えて唯一無二のオリジナルユニフォームへと変貌させちゃうことだって可能ですよ。
ライン加工・リブ加工
刺繍ユニフォームは生地の切り替えしで勝負
刺繍ユニフォームを作るとき、ファンゴがオススメしているのが「生地の切り替えし」です。もちろん高校野球のユニフォームのように、シンプルデザインで勝負するのは全く問題ありません。
実はファンゴへご注文をいただいた際、最初は刺繍でのお問い合わせだったお客様が「微妙に色合いが違う気がしますので、色を最初から作れる昇華にしてください」という変更の申し出が多く発生しております。
それは他ならぬ「デザインの自由度の幅」が如実に現れた結果です。しかし、生地そのものの風合いを活かしながら、さらにそこから数あるカラーを選ぶことで、実は昇華にも負けない数々の表情を作り出すことができます。
刺繍ユニフォームには当然できないこともあります。しかし刺繍ならではの良いところを活かして、生地の種類やカラーでユニフォームを楽しんでいただきたいんです。
最初に刺繍をお選びいただいたからには、刺繍に対するそれなりの思い入れ、理由があるはずです。刺繍にしかできないことがある、刺繍でしか表現できないデザインがある。
これは縫製から刺繍までを自社一貫制作でユニフォームを作っている、ファンゴの刺繍に対する熱い熱い想いと、こだわりが詰め込まれています。刺繍ユニフォームのデザインは生地で勝負できます!
デザイン持ち込みだって大歓迎♪
ここまで色々なデザインを紹介してきましたが、全くのオリジナルでデザインを持ち込みいただいても大丈夫です!
例えばフォトショップやイラストレーター、クリップスタジオなどのソフトを使ってもらっても大丈夫なんですが、手書きでデザイン【お絵描きでオーダー】していただいたものを写メで送ってもらってもOKです。
いただいたデザインはファンゴの誇る優秀なデザイナー陣が、お客様の求める近いイメージで整えていきます。そこからの微調整やカラーバランスの変更など、随時対応させていただきます。
刺繍ユニフォームのお値段は?
さて、ここまで紹介してきた刺繍ユニフォーム。実際どれくらいのお値段がかかるのかと言うと・・・
こちらの一覧表を御覧ください!
この価格表に記載されている値段は、「胸マーク」「背ネーム」「背番号」「袖マーク」を入れてのコミコミワンプライス!
また割高にはなってしまいますが、唯一1着から注文ができるユニフォームです。ベースボールシャツとして、バンド活動の衣装として、また文化祭のユニフォームとしてなど、今まで実績も多数ございます。
今までのユニフォーム制作って「最初は予算内だったはずなのに、色々オプションで結局大幅に予算オーバー・・・」なんて経験を持つチームも多いことと思います。けれどもファンゴは明朗会計!ひと目でいくらかかるのか、お値段をわかりやすく設定しています。
正統派の刺繍ユニフォームで勝利を目指せ!
刺繍ユニフォームの魅力、ご覧いただけましたでしょうか?
ファンゴでは他にも昇華や覇王といった、刺繍ユニフォームとはまた違った魅力を持つユニフォームもございます。またそれは別のページにてご紹介をさせていただければと思います。
今回こちらで紹介させていただいた「刺繍ユニフォーム」は、野球の歴史と共に道を歩んできたと言っても過言ではない、由緒正しき正統派ユニフォームです。
そんな歴史あるユニフォームで、ぜひ勝利を目指してくださいね。もちろん野球って大人になっても楽しいものです。「野球を心から楽しむ」という姿勢は忘れずに、刺繍ユニフォームと仲間と共に、楽しい野球の時間をお過ごしください。
「さぁ、楽しい野球の始まりだ!」